はやて×ブレード #104 「世の中はとても臆病なバカだから」

 
 
 
副管理人の空間歪曲です。
 
今月もはやて×ブレードのレビューをお送りします
 
 
 
綾那とゆかりの星奪りが進む一方で動くじゅんじゅん・夕歩と秀耶・椿の星奪り。
 
 

 
相も変わらずの執拗な攻撃を繰り返す秀耶。
 
これ夕歩ファンが怒るぞ……とか思っていたら
 
 

 
夕歩カッコいい!!
 
じゅんじゅんが卒業イベントで紗枝に決めた時は
夕歩との絆みたいなものの強さを描写してましたが
本家がやるとこれまた違った味がありますね。
 
 

 
さて、秀耶どうするか。
個人的には瞑子みたいにキャラ変わらない方がいいんだけどなぁ。
 
初登場時に玲へ鞘を投げつけた時は
「あの氷室瞑子をして“面倒”だって言わせるだけあるな」
とか思ったもんです。
 
 
 

 
こちらは本筋の綾那とゆかり。
 
 

 
綾那にとって「すべき事」とはちゃんと謝るという事。
 
 
綾那が引きずっていたのは、かつて炎雪との星奪りで
 刃友だったゆかりに傷を負わせてしまったという過去。

 
客観的に見てみると、やっぱり人の顔、それも年頃の女の子の顔に自分が原因で
大きな傷をつけてしまったとなると後悔があって当然。
 
 
だから綾那はゆかりを直視出来なかったし、今の今までずっと引け目のようなものがあった。
 
 
ただ、それで出直すっていうのもゆかりに失礼なんじゃ――――
 
 

 
 
チョップが飛んできました
 
 
ここのシーン笑わずにはいられませんでした
 
本当に林家先生は予想の斜め上行ってくれますね。
 
 
空間歪曲は頂上戦後に玲が頭下げて紗枝を助けてくれって言ったのに対し、ひつぎ会長が
「絶ッ対にイヤよ」
って大ゴマかついい笑顔で言い放った所がかなり好きなんですが、
衝撃度で言えばこのチョップはそれを上回る勢いです。
 
 
ちなみに、この時のはやての心情描写がこちら
 
 



 
ひらがな多いのがジワジワ来る。
 
 




 
ゆかりを突き動かしたのは綾那に対する失望と怒り。
 
 


 
だが、ゆかりのこの一言が綾那を突き動かした。
 
 




 
溜めこんでいた物を剣に乗せて叩きつける綾那。
ウジウジ悩んでるより、こっちの方がよっぽどいいな。
 
 

 
それに戦々恐々とする主人公の図。
いやー、相変わらずはやての発想はバカっぽくて意味わからんな、と思っていたら
 
 

 
槙先輩、あなた超真面目な顔で何を言ってるんですか
 
槙先輩はこういう真面目にシリアスブレイクする所がいい。
だからこそ、カッコいい所が引き立つんだろうけど。
 
 
互いの刃友がそんなバカやってる間も言葉と剣の応酬は続く。
 
 


 
結局、お互い不器用なんだよな。
 綾那はゆかりをいつまでも直視できず、ゆかりも言葉が足りなかった。

 
 



 
まあ、だいぶ遠回りしたけど、これでわだかまりもなくなって星奪りに専念――――
 
 


 
ヤバイ、ヤバイよ!!
このゆかりの表情、破壊力ありすぎだろ何だよこれ!!
 
 
もうね、これヤバイとしか言えないんですよ。
言葉を重ねるより本能的に感じる物ってあるじゃないですか。
 
 
今月のゆかりのこの表情がまさにそれですよ。
 
 
 
綾那に対する物をいくつも内包したこの表情。
林家先生はゆかりファンを悶え死にさせるつもりに違いない。
 
 
残念ながら空間歪曲の語彙力では、これ以上の表現が思い付かないので語るのやめときます。
 
 
 
さて、とりあえず読者には凄まじい衝撃がもたらされたわけですが、
星奪りはどうなって行くんでしょうかね。
 
 
綾那とゆかりが胸の内をぶつけ合い、わだかまりもある程度、解消されたので
星奪りそのものはどっちが勝とうと問題なさそう。
 
 
 
残りの問題は“黒組”か。
 
あと、ひつぎ会――じゃないや謎の人物(笑)も忘れちゃいけない。
 
今月のゆかりの衝撃は凄かったけど、別ベクトルで「黒騎士参上!!」クラスの衝撃が来てくれると信じたい。
 
 
楽しさが増す一方のはやて×ブレード
 
来月も楽しみです