はやて×ブレード #44 「バカの行軍」

 
 
 
副管理人の空間歪曲です。
 
今月のはやて×ブレードのレビューをお送りします。
 
 
 
はやてとの星奪りに敗れはしたものの、停滞せずに鍛錬の日々へ突入するもかちゃん。
 
 

 
 
まあ、キジっちゃんの言い方はさておき、五十鈴が言うにはちゃんと先を見据えてやっているとの事。
そこへ出現するはやて。
 
 
よく意味も分かっていないのに、隣で真似をするはやてに対し、桃香は宣言する。
 
剣道と剣術の間をフラフラしている間に身に付けた奇跡的に絶妙なバランスの剣。
それが自分の持ち味だと判った以上、そこを伸ばすだけだだと。

 
 

 
 
センスが無我夢中剣の頃から全く進歩してないけど、持ち味あっていいんじゃないかな?
 
その後も
はやてとじゅんじゅんに暴力的制裁措置を叩きこむ綾那
それをストレスだと眺める秀耶と、ゆかりの情報を教える瞑子
その様子を視界に入れる夕歩等々、まあドタバタしつつも日常と言えるであろうある日の昼休み。
 
 
 
そんなこんなで主人公たちがバカ騒ぎを繰り広げていたその頃、ひつぎ会長を筆頭に会議が行われていた。
議題は新しくなった星奪りで発生した問題。
 
 

 
 
お前、俺と場所換われ――じゃなかった、退けよ
 
 
槙先輩・ゆかりと戦った“黒組”の二人によるデータ改竄はあっさり露見。
まあ、そうそう隠し通せるものでもないだろうしね。
 
 

 
 
それにしても帯刀って優秀だったんだな(おい)
 
 
目的が不明で立証も出来ない以上は不問にするが、仮に同じような事が続くなら処分も検討すると会議の参加者に通知するひつぎ会長。
 
いちいち星河さん星河さんと確認される紅愛が
(頭数に入れないでほしい……)
って言ってるのが何とも……。
 
 
 
そして浮上する“黒組”の存在。
 
ひつぎ会長は嬉しそうにしているが、それでも冷静な判断力は損なわれない。
 
 
認証トラブルの件も含め、組織的なものが裏で動いているとすれば
何か明確な目的が有るという事。

 
わざわざ目立つ行動を取り、存在を主張するのは悪意ではなくトライアル
 
真っ向からの天地学園への挑戦とも思えます。
全容が見えるのもそう遠くないはず。
 
 
 
同時刻。
 
監視カメラの死角で“先生”に報告する黒組の新キャラ雨堂新月と風吹一の姿があった。
新キャラはともかく、“先生”の方はまたえらくお早い登場だね。
 
叶依がナギをお目当てにした事に対して、“先生”は
 
天地で見つけた相方がこっち側につくのか、
それともカナイがひつぎ嬢ちゃん側につくか

 
と意味深な発言したので、ひつぎ会長を直接的か間接的かは不明でもよく知っていそうな感じだね。
 
 
 
今回、“黒組”は全員で10組だと判明。
 
雨堂新月(うどうしんげつ)と風吹一(ふぶきはじめ)両名は“先生”が
 
「お前ら2人が仲間引っ張ってくのがいいだろ」
 
と言ってるので、“黒組”でもトップクラスの実力があるとみていいだろう。
 
“先生”「一応、言っとくが全力で行っていいからな。そういう約束だ」
 
 

 
 
やばい、何この楽しい空気。
 
“黒組”は存在からして不穏当な空気を漂わせていそうだったが、
なかなか面白くなりそうじゃないか。
 
“先生”「お前らの思うよーにコト進めて天地を奪ってくれりゃいい」
 
 
面白い。
どれほどの実力があるのか知らんが、わずか10組20名程度で
ひつぎ会長と天地学園全剣待生に喧嘩を吹っかけようとはいい度胸だ。

 
 
半分くらい炎雪に蹴散らされたら、あっけなさすぎて面白いんだけどな。
 
 
そして去り際にあっさりナギとはやての父親(義理)だと判明した“先生”。
まあ、そんな所だろうとは読者みんなが思っていただろうから、思惑が何なのか、という部分が肝心だな。
 
 
そして早くも風吹一によってターゲットに定められるはやて。
“黒組”の存在など知る由もないはやては、槙先輩・ゆかり戦しか視野にないようだが、どういう組み合わせ順になるか気になる。
 
 
これまでと違い、天地学園Vs他勢力という新しい構図が描かれつつあり、
今までにない空気が漂い始めたはやて×ブレード

 
次号も楽しみです