ハヤテのごとく! 第360話 「幽霊の正体見たり、見なかったり」

 
 
 
副管理人の空間歪曲です。
水曜恒例のハヤテの最新話レビューをお届けします。
 
 
 
深夜三時。
お茶を飲みに台所に向かったヒナギクさんだったが、どこからともなく聞こえて来た笑い声が彼女を恐怖させる。
 
 
「このアパート、オバケが出るわ!!」
 
と目に涙を浮かべながら駆け込んだのはハヤテの部屋。
 
 
幽霊神父というこれ以上ないほどに心当たりがあるハヤテは上手く誤魔化そうと
 
「大丈夫です。怯えなくてもヒナギクさんなら勝てます!!」
 
と言い切るが効果なし。
そもそもこの手の状況下でハヤテが「上手く」事を運べないというのはお約束だからね。
 
 

 
霊がいたらどうするのか、と問われて浮かべたのがこの表情である。
 
幽霊はゴキブリと一緒で見つけ次第、根絶やしだと息巻くヒナギクさんだが、
実際、木刀正宗や白桜をもってすれば容易に可能な話。
 
 
慌てた幽霊神父がハヤテに何とかしろと迫るが、
その気配を察知したヒナギクさんの攻撃がそれまで神父のいた位置を通過。
 
 
身の危険を感じた神父さんが離脱するとヒナギクさんもそれを察知。
 
 
ハヤテ「良かったじゃないですか。気配が消えたならオバケも消えたって事でしょ?」
ヒナギクさん「いいえ。手応えがなかったからたぶん逃げただけよ。庭か台所あたりに」
 
 
この気配察知能力は流石と言うべきか。
 
 
これ幸いと言わんばかりに自分がトドメ刺すからゆっくり休んでて下さい、と説得してホットミルクを飲ませるハヤテ。
深夜に起きだしてきた事もあって、すぐ寝付いたヒナギクさんに翌朝、幽霊騒ぎなんて夢だったと思わせる計画だったが
ヒナギクさんを自室に運ぼうとした所を千桜さんに発見され、今週は終了。
 
 
ヒナギクさんがちょっと無防備すぎるのもあるが、端から見たらハヤテがよからぬ事を考えているようにしか見えないね。
 
 
 
久しぶりにヒナギクさんメイン回だったけど、恋愛周りの話が進展しなかったので少し残念。
ま、そのあたりは今後に期待という事で