６月１４日。
迫り来る期末試験に頭を悩ませる泉、美希、理沙の３人。
赤点ならば１週間の補修授業が待っている。
夏休み前の優雅な時間を補修には費やしたくない。
でも、３人の成績では赤点回避不可能。
「でも毎年の事じゃない♥ 私はみんなと一緒に補修受けられるのすごく楽しいよ♥」
と泉が綺麗にまとめようとするも毎年毎年の事で嫌だと猛反発する残り２人。
だが、嫌なのは教師である雪路ちゃんも同様。
理沙「やる気のない我々に学校の勉強はムズかしすぎです！！」
美希「寝る間を惜しんで寝ているというのに、我々にいつ勉強する時間があるっていうんですか！！」
こんな生徒を相手にしなきゃならないんだからそりゃ嫌になるわな。
でもってハヤテに３人の勉強を押し付け……じゃなくて任せる雪路ちゃん。
その理由がハヤテなら勉強しなくても赤点にならないから大丈夫だと言うんだからこの人も酷いよな。
どうせ酒盛りとかしかしないくせに。
ハヤテ「みなさん勉強する気あるんですか？」
３人「ない！！」
などとそれだけはきっぱり言う３人組。
成績は悪くて当然。
授業も真面目に聞いてなさそうだしね。
自分の２７点と言う酷い点数にいつもの事ながら苦笑する泉だったが、理沙：４７点。美希：４３点という事を知り、
（あれ？ ひょっとするとこれ、すごく悪いのかな？）
と焦り始める。
あずまんが大王で周りが８０点なのに自分だけ３０点レベルだった神楽を彷彿とさせるな。
ヒナギクさんの指導が厳しいため、ハヤテしか頼る人が残っていない泉のためにハヤテの放課後の仕事は増える一方だった。
今回はどうやら単発系エピソードの模様。
普段からハヤテは多忙な日々を送っているので泉の勉強は時間を節約するためアパートで見る事に……。
となって泉がちょこちょこアパートに出入りするようになれば恋愛周りのイベントも起こしやすいだろう。
今回の話はあまり次に膨らませられないような印象だった。
ただ、これで引き上げられた成績のおかげで泉だけ補修回避の流れはあり得る話。
今回のような何気ない話も重要な伏線になる可能性があるから今後はそのあたりにも注意を払って行きたい
