ハヤテのごとく! 第293話 「chAngE」

 
 
 
第三回キャラクター人気投票がもうすぐ締め切りだそうなので、まだ投票してない人は急ぎましょう。
 
 
ヒナギクさんとか西沢さんとかアテネとかヒナギクさんとかサキさんとかヒナギクさんとか。
あとヒナギクさんに是非とも票を入れましょう。
 
 
 
 
虎鉄君の売り子をするため、女装――もといメイド服を着る事になったハヤテ。
そのハヤテが持っている、“28代目と”とある例の写真を影から監視する夜空の犬。
今週のラストで夜空は何かしらの能力系が使える事がほぼ確実となったのだが、この犬は使い魔とかそういった位置だろうか?
 
 
 
一方、こちらはナギと千桜さん。
参加者が壁サークルの巡回に忙しいため暇を持て余すナギは自分が手伝っているサークル「フライ・ドルフィン」の新作をそれなりに気に入った様子。
 
 
千桜さんは面白ければ買ってもらえるだろうと言うが、初参加のナギはそのあたりが良く分からない様子。


ナギ「ここに来るって事は、よーするに濃いオタクだろ? 
   濃いオタクは理屈っぽかったり愛がゆがんでいたり嫌味な批判をするぞ?」
 
 
 
あ、あれ? 何だか耳と胸が痛いぞ?
 
 
面白いだけで売れるのか、と問うナギに千桜さんは、ここに来ている人間が面白いものを追い求める人種である以上、愛がゆがんでいたり理屈っぽかったりしても面白ければ金を惜しむ事はないと返す。
 
 
だが、そんな千桜さんの言葉と裏腹に、売れるどころか読む人すら来ないナギ達のスペース。
その横で3000円するフィギュアつき同人誌を43冊売る薫先生。

この人、金あるからあんまり損失出しても痛くなさそうではあるが、それを考えずとも順調に売れている模様。
何やら絶好調の薫先生は、売れるのは愛があるからだと言い放つ。
 
 
 
このフィギュアにはオレの愛がつまっているんだ。それも目一杯に。
その愛が、その想いの強さが細部にクオリティーに作品のすべてに反映されている……!!
だから売れるのは必然!!

これが……愛の力だ……!!
 
 
 
などとカッコよく決めるが、千桜さんは
 
(愛の力って先生、そんなに雪路の事好きだったのか!!
 でもこんな愛の形、私なら勘弁だー!!)

とドン引き。
 
すまない薫先生。俺も正直、どうかと思うよ。
 
 
 
その頃、ハヤテはサキさんと遭遇していた。
 
「ど、どうしたんですか? ハヤテさん……。そんな変態的で恥ずかしい格好をして」
 
などとバッサリ切られつつ、サキさんがコスプレだと勘違いして一件落着。

コスプレだろうが何だろうが女装してる事には変わりないんだが、サキさん的にはどうなんだろう。
 
 
 
 
昼を過ぎ、西沢さんの弟が来たりしながら徐々に売れ始める同人誌。
物陰から着ぐるみ姿で見守るルカを余所に七冊ほど売れた所で、
「真泉研究所」
なるサークルの男がやって来て、売り物である同人誌を散々に批判。
それに対しナギが熱い魂が込められている、と反論し、にわかに緊張を含み始める現場。
 
今回、登場した「真泉研究所」の人間。
ナギの今後の漫画関係の話においてライバルキャラになるのだろうか?
少なくとも設定面でのネーミングセンスはナギと同レベルなのでそういう意味ではちょうどいい相手なのかも知れない。
 
 
 
そして会場の外で何やら怪しげな儀式というか魔術(?)を行使する夜空。
どうやら即売会と同時に夜空周りも進める模様。
現段階で夜空がどういう関わり方をするのかまだ分からないので例によって要注目