〆切が徐々に迫り、同人誌作成を進めながら途中で(八時間ほど)寝落ちするナギ。
今のペースで間に合うのかと痛い所を指摘され
ナギ「そこは持っててよかった根性でなんとかするのが人間だろ!?」
ならねぇよ(断言)
煮詰まったナギは無意味に秋葉原へ足を運び、千桜さんに意見を求める。
千桜さんのアドバイスは「アシスタントを探してはどうか」という至極真っ当なもの。
早速、持てる人脈と人望をフル活用して片っ端から知り合いに声をかけるナギだったが……
千桜さん:「色々忙しいから無理」と拒否
西沢さん:小学生の時に描いた絵を見せて来る時点で使い物にならない
アテネ:油絵の肖像画なら描けるが漫画は「そういう大衆芸術はちょっと……」と断られる
ヒナギクさん:「描いた事ないし、忙しいから」とパス
咲夜:「ウチが描けるわけないやろ」と拒否
マリアさん「そういうのは自分の力でなんとかしなさい」と笑顔で拒否
伊澄さん:当然の事ながら、役には立たない
蓋を開けてみれば全滅。
自分には人脈も人望もないのかと落ち込むナギを見て、ハヤテが連れて来たのはナギ同様、原稿が進まないルカだった。
「一兆部売れる漫画家になりたい」
そう自分と同じ目標を語るルカに親近感を覚えるナギ。
どうやらルカの手伝いを得て同人誌作成する流れのようだが――
ルカの作品は海生哺乳類をデフォルメしたものであり、まともな人間は出ていないはず。
対するナギは普通(とは言い難いが)の人間が出てくる作品。
画風も作風も違うので上手く作用するかどうかはまだ微妙。
早ければ来週あたりにはっきりするだろうから、注目したい