ハヤテのごとく! 第285話 「どこまで行ってもハイエンドにはなれないが…」

今週のハヤテのレビューをお届けします。






アパートまで移動する途中でロケット花火による襲撃を受けるハヤテとタマ。
ダンボールに引火し、パニックを起こすタマに発したハヤテの狙われている、という警告が逆にタマの恐怖感を煽る結果に。




(警察か!? 警察に狙われているのか? 逮捕されたら死刑……




死の恐怖に襲われたタマはハヤテの制止も聞かずにその場から逃走した挙げ句、現在地が分からない状態に陥る。


タマよ、安心しろ。
警察に見つかったとしても死刑じゃなくて射殺だから(おい





一方、燃えるダンボールごと逃げ出したタマを慌てて追いかけるハヤテ。

(このままタマを逃がしたら……明日は新聞の一面!! 世間大騒ぎ!! 最悪、痛いニュース入りだ……!!

痛いニュースに載るのは確かに避けた方がいいかもな。







タマがナギの所へ帰る決意を固めていたその頃。
ナギは暇つぶしに千桜さんの部屋を訪問していた。
本棚からフルメタの新刊などを物色するナギの目にふと同人誌のコーナーが目に入る。


ナギが見ているのは千桜さんが「エッジ系」と自分で命名した、製作者の熱い想いが注ぎ込まれているけれど技術がついていけなくてメチャクチャな内容になっている同人誌達。



ナギはその中の一冊を手に取ってネーミングセンスに爆笑。
誰か、ナギの漫画がそれと似たり寄ったりだと指摘してやって欲しい……。




そんな中、ふとナギの目に留まった一冊の同人誌。
イルカを主人公にした作品らしいが、千桜さんの目から見て、未熟な点もあるが、それを差し引いても面白い作品。

「もしかしたら…………未来のライバルになるかもな」





一方、こちらはタマを探すハヤテ。
気配を感じて詰め寄った相手は飼い犬の散歩をしている通りすがりの女の子。


「なぜ、僕たちを狙う!?」


とか一般人(仮)に詰め寄るハヤテって、そこだけ切り取ったら厨二病みたいだと思ったが気にしない気にしない。








そして



「生きてお嬢の所に帰るんだ……」



死亡フラグと取れなくもない台詞を吐きながら彷徨うタマの背後に接近する黒い影。



タマが主軸でここまでシリアスなのも珍しいので今後の展開がいい意味で読めない。


さらに、タマの騒動の裏で徐々に進む漫画関連の話。
タマの騒動が片付いたらそろそろ本格突入だろうか?



次週も期待しよう