ハヤテのごとく! 終章 What A Wonderful World 1 「Astrogation」

 
 
 
副管理人の空間歪曲です。

ハヤテのごとく! がいよいよ最終章に突入しました。
様々な伏線が収束して行くであろう行く末を相変わらずレビューの体をなしているのかどうか、
書いている本人もよく分からない感じの文章でも並べながら注視して行きたいと思います。


終章に入ったからか、第○○話、という表記が消えましたね。

What A Wonderful World

というタイトルに関してはまた後で。
ちなみに「Astrogation」について調べたら水樹奈々さんの楽曲でしたとさ。




姫神の登場で幕を閉じ、最終章に突入した前回。
 
 



いきなり目覚めるナギの描写に

(あれ? 夢オチ? どっからどこまで?)

と一瞬、考えましたがナギは基本的にロイヤルガーデン、というか王族の力関連のイベントには
直接関与してこなかったから違うか、と思い直す副管理人。
 
 






しかし、何かがおかしいのは間違いなかった模様。
 
 




極めつけにこれはどう考えてもおかしい。
マリアさんの去就は大きな動きの1つだっただけに絶対にあり得ないだろう。

などと多少、身構えていたのを吹き飛ばすほどの衝撃。
 
 




ああ、これは間違いなく最終章ですわ……。

と即座に理解させられる絵面。


一瞬、何が起きたのか分からなかったけれど、次のページで

「王族の庭城」の中に立つお屋敷

と書かれていたので事態が一足飛びに進行していた事が判明。

ラストで姫神に敗北したらしいハヤテが「君の弱さの結果だ」と言われて今週は終了。
 
 
 
 
では、思う所に関して色々と書いて行こうと思います。


最終章に突入すると同時に、三千院家のお屋敷がロイヤルガーデン内にあるという衝撃の展開。


前回まではヒスイが王族の力争奪に有利な状況にあるかのような描写がされていたように思うのだが、
これではナギが最終的に王族の力を手にしたとも受け取れる状態である。


ヒスイが勝者となった場合、ナギをこんな状況に置いておくメリットがあまりないようにも思うので
やはりナギが何やかんやあって王族の力を手にした、と考えるのが自然だろうか?


そうなると、ナギが負の感情を爆発させるような出来事が何かしらあったと考えられる。

副管理人はナギが子供っぽい性格(実際に子供だけど)で、あまり精神的に成長せずにいたのは
条件である負の感情を爆発させやすいキャラクター設計だと見ており、
あとは条件さえ整ってしまえばトントン拍子に話が進んでいくはず。


What A Wonderful World、というタイトルはこの素晴らしき世界、だそうで。

確かにハヤテがいて、マリアさんがいて、何事もなく過ごせる世界はナギにとって幸せだろう。


逆に言うと、それらを失うという事はナギにとって耐えがたい事であり、
最近、提示されていたマリアさんがメイドを辞めるという事と
他でもないハヤテとナギの間にある爆弾は、それらに直結して来る問題。


もしかすると一難去ってまた一難、というよりはほぼ同じタイミングで
二つの事実をナギが知ってしまったのではないだろうか?


少なくともマリアさんは最近、“爆弾”に関して何とかしなければ、と言っていたわけだし。




そうなると、やはりこのハヤテのナギへの態度も怪しく見えてくる。
マリアさんの発言から認識阻害あるいは記憶の操作等々の力が作用しているのは火を見るよりも明らか。


ナギの都合のいいように周囲の人間の記憶や感情が書き換えられているのだろうか?

ただ、そうなった場合は悲しいかな、ナギはハヤテを手に入れられない可能性が高い。

こういった形で偽りの幸せを手に入れた人間はだいたい最後にそれを失う展開だからである。


残されたのは、ナギが少しでも精神的に成長して、ありのままの自分というものをハヤテにぶつけて
真正面から向き合う事だと思うのだが、現時点では期待できそうにない。



とはいえ今週は最低限の情報が提示されただけなので、詳しい状況は全くわからない。
そもそも姫神やヒスイがどうなったのかもそうだが、現在のロイヤルガーデンに誰がいるのかも分かっていない。


ナギ、ハヤテ、マリアさんが確認されているだけで、
アテネや伊澄さんは外の世界にいるのかいないのか。


もし、鍵となるであろうアテネや伊澄さんらがいるならば
何かしらの方法で道を開いて救助に来てくれるだろうがさて……。



最終章に突入したハヤテのごとく!
今後に要注目です。