はやて×ブレード2 #18 「思いがけないバカ」

 
 
 
副管理人の空間歪曲です。

はやて×ブレード2 第18話のレビューをお届けします。



天の剣サイドが、なかなか拘束を解除できないでいる間に、
“囚われの間”の地の剣サイドは第二段階へ到達。
 

 
レベル2は運動部所属の一般生50人が相手。

50人限定なら各部から精鋭が来てるだろうし、
まだレベル3がある以上、油断は禁物なわけだが――
 

 
どんな状況でも揺るぎないじゅんじゅん。
綾那は片腕が拘束されてる状態で器用な真似するなぁ。
 


 
いざ始まってみると、Aランクにいる綾那をもってしても
不自由な状態だと一筋縄では行かない模様。
 


 
頼みの綱の解除要員は未だ正解を引き当てられず。

ナギも似たり寄ったりで姉妹揃ってお話にならないなこれ。
 

 
紗枝はこのレベルだとまだまだ余裕。

ただ、レベル3にはいよいよ剣待生が出てきそうな気がするし、
それまでに多少なりとも拘束を解除しとかないとマズイだろう。
 


 
そんな中、じゅんじゅんがフリーダム――なのは元からだが、
夕歩の活躍で拘束解除されて自由の身に。
 


 
しっかりオチがつくまでお約束です。

このまま順調に動けるメンバーが増えて行ってくれるといいのだが。
 


 
そして黒組は礼音さんをなるべく温存するため、
第一関門で見せた、謎の攻撃をする模様。

五十鈴とキジっちゃんのおかげで微妙にファンタジー色が出ているこの作品なので
風の操作か重力操作。あるいは念動力あたりが出てもまあおかしくはないと思うのだが
双月がちょっと微妙そうな顔してるし、どういう能力なのかは気になる所。
 
 
 


 
一方、はやて達は新しいエリアへ到着。

今まではアーチェリー部やソフトボール部による
遠距離攻撃による妨害がメインだったわけだが
ここからは直接攻撃に切り替えて来る模様。
 

 
気軽に「手合せしてみたい」と言える時点で彼女達の力量は推して知るべし。
剣待生でないから弱いというわけでもないだろうし、
日頃から多少なりとも剣待生の実力を目にしていてこう言えるのだから
それなりに戦える相手のはず。

そもそも天地学園の生徒は常人の枠を色々越えてそうな人材が
多そうなイメージがあるので注目したい。
 

 
槙先輩だけ楽しそうなのはさておくとしても。
 
 


 
いざ戦闘開始、となった所で襲撃して来たのは黒組一同。
 

 
妨害が目的と言っているけど、自分達もスイッチどうにかしないとダメだし
せめて刃友の拘束解除してからの方がいいんじゃなかろうか。

玲は玲で紗枝がフル拘束なのでこんな不敵な笑みを浮かべて
黒組と火花を散らしている場合じゃないような……。
 
何より遊んでると紗枝が怖い。
 
 


 
対立ムードの所に全く空気を読まない炎雪出現。
 
 



 
何が始まるのかと思ったら、炎雪まさかの肉の請求。
今やんのかよ!
と思わなくもないが肉に関しては自分の欲望に素直な炎雪だけあって
貰える牛肉5キロはさっさと受け取っておきたいんだろう。
 
 

 
あ、これあかんやつや……。
と読者の誰もが思うであろうテルマさんの顔面への膝蹴り。

いきなり顔面に蹴り入れるテルマさんの頭のネジの飛び具合が半端ない。
少なくとも炎雪にこんな自殺行為に等しい真似が出来るのこの人くらいなもんだろう。
 



 
炎雪、マジ切れしてるやないですか……。
いや、そりゃ急に顔面に蹴り入れられたら誰でも怒るけど
よりにもよってというか、相手が相手。

炎雪は何もかもが容赦ないし、怒らせるなんてのは、もっての外。
まだ玲の顔面に蹴り入れてる方がなんぼかマシなレベル。


炎雪は猛獣っぽいキャラ造りされてるけど、今まで明確に怒ったと言えるのは
はやてと綾那が星奪りで合体攻撃して来た時にバカにされてると思った時くらいだし、
そもそも今回のこれは怒りの意味合いが全く違う。


ただ、ここで注目しておきたいのは肉の事ばかり頭にあったとは言え、
あの炎雪が回避もできず、モロに喰らったくらいの攻撃速度だという事。


黒組でも上位であろうテルマさんの強さが窺える一場面だが、
容赦のなさは炎雪の方が上だと思うし、高い授業料になりそうな予感。
 
 



 
ついに激突するトップクラス。

玲からすれば黒組なんて急に横から割り込んできて邪魔だし、
はじめは自分達を過小評価されているのが腹立たしい。

ここはどうあっても分かり合えそうにない。


以前、星奪りでは新月が体力ほぼ全消費ではあったが、
玲と紗枝の攻撃を防いでいたのではじめの実力はまだ不明。

少なくともナギよりは上だと確定しているがどのくらい上かどうにも分からない。
今回、玲が戦う事でそのあたりの強さが見えてくるだろう。


個人的には玲に及ばずともそれに近いくらいあってもいいと思う。
敵のトップが白服レベルでもないと拍子抜けだし。


気になる点としては、玲がかつて頂上戦に挑んだ時と比べて
鍛錬分の上乗せはあるものの、執念補正がないという事だろうか。

おまけに黒組は変則的なイメージあるので
上手くリズムが掴めず苦戦する玲という展開も見えてくる。


玲が本格的に強くなったのは天地学園に入ってからだろうし、
期間としては3、4年と言ったところか。

黒組が仮にそれ以上の修行期間を経ていれば玲が劣勢という可能性もある。
今回、ここは要注目。

 

 
ヤバイ、槙先輩が死亡フラグ立て始めた。
 

 
多少、緊迫した場面のはずなんだけど、
相手のアイマスクのせいで緊張感がない。

 

 
あ、死亡フラグ消滅した。

みのりという人選は驚きだが、新旧白服の協力というのも
なかなか面白い展開になりそう。

しかし相手はそれなりに強い(はず)上に数で負けているので油断できない。
 
 



 
第一部の終わり際から明確に道が分かれた2人もエンカウント。

今回は複数の組が激突を開始したが、
多すぎて各自の尺が短くならないか少し心配です。
 
 
 


 
そしてはやてとナギがこのタイミングで遭遇。

個人的にはここは戦いにならないんじゃないかと思う。

はやては「刃友はふたりでひとつ」とよく言っているし、
ケジメをつけるなら星奪りで、という頭が多少はあるはず。

メタな視点で言ってしまうとナギとの対決という大きな課題が
この段階でクリアされてしまうと今後の盛り上がりに欠ける可能性も出てくる。


一度、ナギとやりあって実力差を描写するのもありではあるのだけれど。

一番いいのは最終決戦でぶつかる事だと思うが、さて。


そして今回は姿が見えなかったひつぎ会長。

副管理人はひつぎ会長が“囚われの間”レベル3で登場すると思っていたが、
よくよく考えたら天の剣の妨害として出現する可能性も考えられると思い直しました。


天の剣も地の剣も激化して行く本選第一段階。


次回も楽しみです