はやて×ブレード #108 「バカなう」

 
 
 
副管理人の空間歪曲です。
 
かなり遅れましたが、はやて×ブレード最新話のレビューをお届けします。
 
 
 
“黒組”トップのはじめがひつぎ会長と親戚である事が発覚した前回。
 
須賀姓の叔母がいて、その子供だそうだが――――
 
 

 
ご覧のように親戚だというのは後付けで、
 自分に挑戦して来る存在が楽しくて仕方ない様子。

 
 
ひつぎ会長は言う。
 
今後の天地学園、ひいては自身と天地生の在り様を探るため
“黒組”とのやりあい方を決めようと。
 
 



 
どうも数回前からひつぎ会長は何か見据えているような気がする。
 
新制服披露の際にも
「私が不在でも生徒会が機能するように」
というような発言をしていたし。
 
どんな方向性になるかは興味深いですが、卒業イベントの時みたいに
趣向を凝らした内容になって欲しいところ。
 


 
こういうひつぎ会長の見切り発車っぷりが大好きです。
 
 


 
黒鉄さんちのはやてちゃんと一緒のテーブルで食事したくないと思わせる光景。
 
 
普段からあまりテーブルマナーよろしくないんだけど、星奪り前の懸念材料だった
「綾那が自分と楔束解消してゆかりと刃友として再出発する」
というのが杞憂だったと分かり、テンション上がりまくったから仕方ないのかもしれない。
 
 
 

 
そのゆかりはこんな感じにイメチェン。
 

 
初登場時から見慣れていたのが変わるとかなり新鮮。
 
 
でも、傷が見える形にするのって勇気がいると思う。
精神的に強くないと出来ないだろうな。
 
 
 


 
一方、こちらは夕歩。
 



 
初登場時、後方の玲に向かって鞘を正確に投げた時から、
秀耶は実力の高さが提示されているわけだが、
仮に椿の言うように真面目に全力出した時がどのくらいかは気になる所。
 


 
その秀耶とは元・刃友と思えない険悪なムードの瞑子
 
 

 
炎雪がどういう経緯でこんな人格形成されたのかは非常に興味深いところ。
こういう通常とは違う感性だから瞑子も刃友やろうと思ったのかも知れない。
 

 
で、人によってはどうでもいいと感じる事でしょうが、
副管理人からすれば炎雪がパン食べてる光景が新鮮です。
 
ワイルドに魚を骨ごとバリバリ食べてるのも好きだけど。
 
 


 
一方、“黒組”にはひつぎ会長から合コンのお誘い(笑)が届く。
 
ちょっとひつぎ会長と合コンしたいので“黒組”に入れてください(黙れ)
 
 





 
一点だけあった安心材料は、
 
新月が玲や紗枝と近い実力=“黒組”トップ相手だとはやてじゃ勝てない
 
という可能性が多少なりとも薄れた点。
 
 
仮に白服クラスだとパワーバランスが崩壊しかねないので気にはなっていたんですが、
受け流すのが精一杯、という点なら卒業イベントの時の綾那やじゅんじゅんが
紗枝を相手に(2人がかりとはいえ)やったので、圧倒的な差にはならない模様。
 
 
 


 
 

 
そして今回、副管理人から見て最も重要なのがこの対立構造の明確化。
 
 
この作品における「刃友」という星奪りにおける最重要要素の否定。
 
 
今まで刃友同士の絆を問う流れは提示されて来た。
 
卒業イベントではナギの登場により、はやてと綾那の関係性が問われた。
 
 
だが、黒組は刃友そのものを認めていない。
 
はやての「刃友は二人で一つ」という考えと真っ向から対立する思考。
 
端的に言えば
 
 


 

 
こんな見慣れた刃友同士の日常風景を全て否定するという事に他ならない。
 
 
イベントとしては刃友というモノの有り方の再確認という意味で
非常に重要であり、是非ともやっていただきたい所ですが、
一読者としては是が非でも剣待生に勝利を掴み取ってもらいたい。
 


 
最近、副管理人の中で槙先輩の株がジワジワ上がって来ている気がします。
 
 

 
そして、この“刃友未満”の二人の行く末も気になる。
 
 
 
公式のアナウンスによると“クライマックス”に突入したらしい、はやて×ブレード
次回も要注目です