副管理人の空間歪曲です。
ハヤテ４７３話のレビューです。
前回、西沢さんの恋の相手がハヤテだとワタル君に知られたわけだが――
ワタル君に知られるという事は、この人にも知られるという事になるわけで。
サキさん美人のお姉さん枠なので忘れられがちだが、
基本はドジなメイド枠なので、やる気が空回りしそうな予感しかしない。
いきなり直球投げて来た！
サキさんはギャグパートになると悪い意味で
空気を読んでくれない傾向あるがこれは酷い。
もう少し、年頃の女の子に対して気遣いしてやってください。
サキさん自身は何とか応援したいという親切心からの行動だが、
その手伝いの精神しか前に出てないもんだからそりゃこうなります。
ただ、このくらいでないとサキさんが妙案なんぞを思い付いて
西沢さんがハヤテ争奪戦をリードする展開が来ても困るので
ちょうどいいバランスじゃないかと思う。
このツッコミ入れたくてしょうがない西沢さんがジワジワ来ます。
ただ、ワタル君が本当の意味でサキさんに向き出したのごく最近だし、
進展があるとすれば今後の話になって来るでしょうね。
そんなサキさんがこんな反応してるわけだが
やっぱり何かあって欲しいという事なんだろうか？
酔いつぶれたサキさんがワタル君を抱き枕にして
翌朝、盛大に勘違いするくらいあっても良さそうだが
少年誌じゃどのくらいのラインまでＯＫなんだろうか？
ワタル君の年齢的にも雑誌的にもあんまり「関係」が
急激に深まるようなイベントが起きると色々とマズイし、
この２人はゆっくり関係を進展させて行って欲しい。
別れ際にもらったアドバイスを参考にあれこれ悩む西沢さん。
そんな西沢さんの前に出現した読者人気トップのヒナギクさん。
西沢さんとヒナギクさんでは基本スペックに差がある。
今作において「普通」という枠の西沢さんは、ハイスペックなキャラと
ハヤテ争奪戦を繰り広げる上でファッションに気を付けるのも重要になる。
逆に言うとヒナギクさんみたいなキャラの場合、服装が普通でも
他で優位に立ちやすいのでそもそも気を遣うべき部分が違う気がする。
とは言え、ヒナギクさんも負けず嫌いなので
なかなか自分から動くという事が出来ない性質。
西沢さんはこういう時、感情論で動く傾向があるので効果は薄いが
ヒナギクさんは頭が切れるので誰か論理的に説明さえ出来れば
本人も問題点をより自覚して、多少動き方を変えるかも知れない。
ただ、それやられると事態が大きく動きすぎる可能性あるので
しばらくはこんな感じの恋愛模様でもしょうがないのかも。
しかし、事態は大きく動く。
自分から動く事で優位に立とうとする姿勢はなかなか。
問題はハヤテの方が恋愛に関して避け気味な所。
状況としてもルカの時と多少、似通っているわけだが
果たして恋葉はこのまま争奪戦に本格参戦して来るのか？
恋愛模様のゴタゴタがまだまだ続きそうなハヤテのごとく！
次回も注目
