ハヤテのごとく! 第371話 「モテようとは思わない事がモテるための近道」

 
 
 
副管理人の空間歪曲です。
最近、水曜日更新から遠くなりつつありますが、今週のハヤテ最新話のレビューです。
 
 
 
夜空は撤退したが、まだまだ謎の残るゆかりちゃんハウスの隠し部屋。
 
夜空によって焼失した棺の周囲に描かれた紋様からハヤテが頭に浮かべたのは王玉の存在。
 
 
12個あるらしい王玉。
ただ、作中では9個あるとか言われていた気がするので残り3つは所有者不明だろうか。
 
9個のうち1つが失われ、ワタル君と愛歌さんが持っているのを除けば残り6個。
 
未だに帝がいくつか所持している可能性もあるが、そもそもこの王玉も謎の多いアイテムではある。
 
 
空間歪曲はアテネ編の前にワタル君が王玉を受け取っていたので
最初はワタル君やサキさんもアテネに関わって来るのかと思っていたがそんな事もなかったわけだし。
 
ただ、持っているという時点で何かしらあるなら今後、アテネの力の復活に連動して
再びロイヤルガーデンが重要になって来る可能性もあり、その際にワタル君も重要な役割を担うのかもしれない。
 
 
ワタル君なんて言っちゃ悪いけどサブキャラだろ
 
と思っている人もいる気がするが、個人的に
王玉はベルセルクにおける覇王の卵と同じで必要な時に持つべき人の所に出現する
という側面があるような気がするんですよね。
 
 
まあ、現時点では推測だらけですが。
 
 
 
棺についても伊澄さんから推測交じりで説明が。
 
最初、大きな力が存在しており、それを守護する人々もまた存在していた。
しかし、ある日、それが失われたため彼らはここを去った。

 
 

 
この構図だとやっぱり28代目は謎の老人みたいですね。
読者の思考の裏をかいた姫神=28代目説じゃないかという空間歪曲の推測は外れてた模様。
 
ただ、それならそれで、姫神が写真に写っていた理由が気になる。
 
提示された幼少期の写真は色合いのせいもあるとは思いますが、
妙に底知れぬ悪意や邪悪さを感じさせる笑みに見えて仕方がない。

 
ただ、そういう悪意ある人間ならそうそう簡単にナギの執事をやれたとも思えない。
帝が性質を理解したうえで雇い、ナギの前では善良だったとかならわかるんですが。
 
 
 

 
そして、微妙にフラグっぽい伊澄さんの発言。
 
まあ、本作に限って言えば、実際に渡って窮地になるよりも、それを全力で阻止する展開になるイメージが強いので
たぶん、何者か(夜空含む)が実際に手中に収めるまでは行かないんじゃないかと勝手に思ってます。
 
 
 
 
話はガラリと変わって主軸は千桜さんが発案した歓迎会。
 
一緒に買い出しに行ったハヤテが自分やルカの好みをいつの間にか把握していただけでなく、
さりげなく重い方の荷物持ったり、女の子の歩く速度に合わせて車道側を歩いたりする気遣いを見せる様子に
モテるタイプだな、という認識を深める千桜さん。
 
 
でも、
 
 

 
この質問に対して
 
 

 
こう返すのもなぁ……。
でも、ハヤテはアテネの事があって恋愛に対しては数歩引いてる部分があるから仕方ないかな。
 
 
 
そして最後に西沢さん。
 
ルカが何かしらの理由で追いつめられていると見た西沢さん。
 
ルカがハヤテを好きだという点で警戒している西沢さんは
 
(人は追いつめられた時に誰かに頼りたくなって好きとか言い出すので、原因を取り除けば好意は消える)
 
と思い付いてルカに接近したのだが――
 
 

 
いやー、面倒くさいね。この状況。
 
西沢さんは自分が告白して答えてもらえてない、っていうのが最良な気はするんだが
果たして素直にそれを言うかどうかだな。
 
そもそも、それを聴いたからってルカが告白断念するかは別問題だからなぁ。
 
 
まあ、そもそもハヤテに恋愛感情を持ってる人間がこれだけ一つ屋根の下に集まっておいて
ややこしい問題が起きないわけがない。

 
 
今後もハヤテが翻弄されてくれる流れに期待しよう