ハヤテのごとく! 第345話 「みんなも気をつけてね。気がつくと地雷踏んじゃってる事ってあるから。マジで」

 
 
 
6月19日(日)。
新事業のために奮闘するワタル君。
 
白皇を辞めてまで専念した甲斐あってか、8月には新しい店がオープンできるらしい。
順調に進んでるようで何よりだね。
 
 
 
今後の予定を確認しようとカレンダーを見たワタル君だが、2日前の17日に印がついている事に気付く。
いつものようにサキさんに訊こうとしたワタル君の脳裏に危険信号が走る!!
 
 
やって来たサキさんを上手く誤魔化したものの、6月17日がサキさんの21歳の誕生日だとハヤテから教えられ、大きな失態に気付くワタル君。
 
プレゼントもケーキも用意せず、「おめでとう」の一言すら完全に失念していたワタル君を最低だと非難する咲夜。
 
 
 
「誕生日を忘れられて喜ぶ女なんかいない」
 
とか
 
「本当に相手の事を想っているなら忘れるわけがない」
 
などと正論を並べ立てられ、ぐうの音も出ないワタル君。
 
 
おまけにハヤテがきっちり誕生日プレゼントを渡していて、
 
「今度の誕生日にでっかいケーキでも(ハヤテに)作ってもらうか」
 
と、その誕生日当日にサキさんに向けて発言するという地雷を踏んでいた事に気付くワタル君。
 
 
 
サキさんって、控えめな性格だから、ワタル君からすれば通常よりも申し訳ない気持ちになりそうだなぁ。
成人式の時にも似たような事があったから尚更だろう。
 
 
ただ、サキさんが二十歳過ぎてるのに対してワタル君はまだまだ子供な年齢だから、どうしても至らない部分が出てくるのも仕方ないと言えば仕方ないんだよね。
そういう、ある種のもどかしさも、この2人を見ているうえで面白い要素の1つ。
 
 
 
一方、店先で3800円のスカート買うのも新しい店のためにと我慢するサキさん。
本当に健気だよなぁ。
 
ワタル君はサキさんみたいな人と縁があっただけでも相当な勝ち組。
 
 
何かと世話を焼こうとするワタル君の様子から、自分の誕生日を思い出したのだと悟るサキさん。
 
「二日かかっちゃうか〜。思い出すのに……」
 
とちょっとお姉さんっぽい目線のサキさんが良いね。
普段は立場上、ワタル君が上だけど、要所要所でサキさんがたまに見せる年上らしい雰囲気が、この2人の関係性においては良好に作用していると思う。
 
 
最終的に見ていたスカートを買ってもらう事で落ち着くサキさん。
サキさんの性格だと、勿体ないからと着ないで取っておきそうだけど。
 
 
ナギの同人誌関連は一段落したし、今後はこの2人や西沢さん周りのイベントが充実してくれると良いなぁ
 
 
単発系は翌週、誰が来るか予測できないから、そういう方面でも次の展開が楽しみです