ハヤテのごとく! 第365話 「ミステリールーム 3」

 
 
 
副管理人の空間歪曲です。
今週のハヤテのレビューです。
 
 
 
ルカと西沢さんの二人が入居する事で一気に狭くなったゆかりちゃんハウス。
空き部屋に不法滞在していた神父さん+タマは物置部屋に放り込まれる事に。

 
しかし、神父(幽霊)は物置で
「何かこう、引っかかるというか……」
と意味深な発言。
 
ムラサキノヤカタは色々とありそうな場所だから、幽霊であるからこそ感知できる“何か”があるのかも知れんな。
 
 
 
一方、入居者である西沢さんは最初に支払う家賃の金策に東奔西走。
 
売れるだけのものを売却し、それでもまだ足りないので“働く達人”ことワタルくんの元へ。
 
 
ワタル君「今スグ金が欲しい?」
西沢さん「うん。夏休みワタル君の店でバイトするでしょ? その給料を前借させてください」
 
 
などと無茶を言いつつ、ワタル君の引っ越しの準備を手伝ってお金をゲットしようとする西沢さん
 
ワタル君「別にいいけど、これ相当な力仕事だぜ?」
西沢さん「大丈夫!! 愛の力でなんとかする!!」
 
 
ここまで言い切れるって凄いな、と思う。
全ての原動力はハヤテに対する恋愛感情。
 
ヒロイン力、という点において西沢さんはかなりの強さがあるように見える。
 
ハッピーエンドを迎えて欲しいキャラの一人ではあるんだが、さてどうなるのやら……。
 
 
 
そんな懸念はさておくとしても、副管理人は
 
これで正式に入居できるし良かったね
 
などと思っていたのだが、西沢さんにはまだ問題が残っていた。
親の説得である。
 
 
いや、まだしてなかったのかよ!!
と思ったが、思い立ったら即実行の彼女は家賃の事が何より最優先で親へ話す事なんて頭になかったんだろうな。
 
 
とは言え、回りくどい説明なんてしていられない西沢さん。
 
私、この夏、練馬にホームステイする!!
 
と単刀直入に切り出すが、年頃の娘さんがいる親の身としては反対するのも当然。
そういうわけのわからない事は、大人になってからになさい!!
と正論で返されるが、ここで西沢さんは強く出る。
 
 

 
 
大切な事だな。
西沢歩という少女にとっては何よりも今、このタイミングこそが最も大事なのだ。
 
沈黙を破ったのは意外にも父親だった。
 
うらやましいな、歩は。
常識に囚われて生きるより大切なものが、歩の中にはあるんだな

 
 
何処か寂しそうに呟いた西沢さんのお父さんは、“ホームステイ”をあっさり許可する。
母親はそれでも止めようとするが、父親はそれを制止。

 

 
いい話だな。
今までギャグパート担当でしかなかった西沢さんの両親がこんな形で作用するとは思わなかった。

 
 
今後、同居生活に加わった西沢さんがどう活躍するのか非常に気になるところ。
ハヤテ争奪戦の舞台も整い、いよいよ恋愛模様が楽しくなりそうなハヤテのごとく!
 
次週以降も期待大