はやて×ブレード #28 「ブラックバーカ」

 
 
 
今月のはやて×ブレードの感想です。
何で13巻も出てるのに28話なんだと思ったが移籍した時に話数リセットしたんだろうな、たぶん。
 
 
 
 
星を落とされ、ひつぎ会長の戦う姿を見守る事しか出来ない静久。
玲と紗枝二人の同時攻撃を避けるなどというのは尋常ではないはずだが、汗だくになりながらも
 
 
「独りとなると視線も一層熱くなるのね。わたくし初めての経験」
 
 
などとマイペースを崩さないひつぎ会長。
静久と玲が注視するのは、ひつぎ会長の左脚。

副管理人の記憶が確かなら、ひつぎ会長の左脚が義足であるのは、ほぼ間違いないがまだ明言されてはいないはず。
 
 
前回のラストでも悲鳴を上げていた会長の左脚。
玲と紗枝はそれを見逃さない。
紗枝の剣がひつぎ会長の剣を防御へと向けさせ、そこへ玲が猛追。
だが、ひつぎ会長は紗枝の剣半分を引き抜いて防御に使う機転を発揮。
 
 
 
帯刀「見てるだけっつーのは辛いのよ。思い知りなさいよ。お傍に在れる光栄がどれほどのものか」
そして己の無力を呪いなさい

静久「そうですね。でも洸さんには言われたくないです」
 
あれ? 静久ちょっと怒ってないか? あくまでギャグ調ではあるが。 
 
 
静久は思う。
何も出来ないのは辛く、苛立つと。

けれど、その反面、何も変わらないと冷静でいられると。
 
 
 
 
そして、ダメな方向で“何も変わらない”人物が姿を見せる。

「座り込んで通路を塞いで……どういう教育だ。学園の程度が知れる。どきたまえ」
 
 
そう、玲一である。
お前は本当に空気が読めないな。
お目当ての土地を取られて学園作られた家の人間の分際で偉そうな口を叩くな。
 
 
でもって空気が読めないこの男、体力切れで紗枝が動けなくなり、いよいよ一騎討ちという局面で会場に乱入。
 
ジャッジに左腕を極められて、いい気味だ。
玲一は 
 
 
「何の意味があるのか知らないが――お遊戯だろう? 君一人抜けても誰も気にしない」
 
 
と紗枝に言ったばかりか玲には
 
 
「適当に執り成しておいてくれ。お前でもそれくらいの役には――」
 
 
などと発言。
ひつぎ会長、ちょっとそいつを剣でぶん殴ってくれませんかね?
こいつは自分が正しいと疑ってすらいないタイプだからだろうが、いちいち言動が癇に障る。
 
林家先生は読者に嫌わせようと意図的にこんな性格にしてるんだとすれば、大当たりもいいところ。
こいつの空気の読めなさは帯刀の比ではないな。
 
 
 
そして、それに笑顔で応対できる紗枝は本当に大人だよ。
紗枝は去り際に玲に問う。
一人でも勝てるかと。
 
 
 
「絶ッ対ェ、勝つ」
 
 
と力強く言い切った玲を残し、紗枝が去った所で今月は終了。
 
 
 
 
流れに乗るなら玲が勝ってもおかしくないのだが、やはりひつぎ会長敗北は予想できないし、したくない。
 
先がどうなるか読めないが、早ければ次回、共に必殺のタイミングで剣が交錯して終了、という展開になりそうな気がする。
個人的に引き分けは嫌なのできっちり決着して欲しい所。
 
 
どうなるにしても次号に期待しよう。
 
 
 
ああ、そうか。
毎週水曜日に記事書いてる方のハヤテと違ってこっちは一ヶ月待たなきゃダメなのか。
長いなぁ