連載六周年に突入したハヤテのごとく!
人気投票も開催されているので、皆さん、投票しましょうね。
ヒナギクさんに!
千桜さんから同人誌即売会の手伝いを持ちかけられ、サークルチケットをゲットしたナギ。
しかし、引きこもりの傾向が強いナギはついこの前(作品内の時間換算)までアニメイトにすら行った事がなかったほど。
当然ながら即売会の参加は初体験。
千桜さん「同人誌即売会って行った事あるのか?」
ナギ「だ、大丈夫……。イメージトレーニングは出来ている」
ううむ、気持ちは分かるが、イメージでは色々と分からない事も多いんだよね。
つい先日、紅楼夢に参加した身なのでよく分かる。
もし余裕があれば近いうちに紅楼夢の新刊記事とか書きます。
そして5月21日(土)を迎えるナギ。
千桜さんに連れられ訪れたサンシャイン60のホールA。
ここが戦場――もといコミックサンデー略して“コミサン”が開催される場所か。
初めて訪れる即売会会場。
数字だけでないく生で漫画を描いている人々を目にするナギ。
これが何らかの変化をもたらすのだろうか。
千桜さんはお隣のサークル「スノウロード」の人間に挨拶しようとして、まさかの薫先生と遭遇。
「スノーロード」って雪路、って意味だよな、やっぱり。
即売会会場で遭遇した教師と生徒。
辛い空気を打ち破るため、他人のフリして見なかったことにする二人。
こうして人は大人な対応を身に付けていくんだろうな。
一方、ナギを心配するハヤテはサークルチケットを捜し求めていた所で虎鉄君と再会。
虎鉄「オレは自分の同人誌を売りにきたんだぞ」
ハヤテ「同人誌って、まさかいわゆる男の娘とかの」
虎鉄「そんな変態的な趣味が私にあると思うか」
ハヤテ「あなた完全に変態じゃないですか」
虎鉄君に対するハヤテの発言が相変わらず酷い。
ちなみに彼の同人誌は鉄道系。
この人、女装ハヤテに一目惚れして道を踏み外すまでは鉄オタだったな、そう言えば。
あまりにマニアックな方向の同人誌にハヤテは売れるのか? と疑問を投げかけるが虎鉄君は
売れるかどうかなんて関係ない!
と反論。
いいか!! 同人誌っていうのは売れるから作るものじゃねぇ!!
「作りたい」という情熱によって作ったものを売るのが同人誌だ!!
大事なのは売れるかどうかではなく……!!
作りたいかどうかだ!!
おお、凄く良い事を言ってるぞ。
たぶん、同人作家の人は全員、胸に刻むべき言葉だろうな。
印刷費とか色々考えると確かにお金はかかるけど、こういう情熱こそが大事なんだろうなぁ。
そして、サークルチケットを渡し、ハヤテに一から売り子として勉強しろと告げる。
ここで、フリルメイド服着用を強制しなけりゃまともなのだが……。
そして最後のページで
「自分の可能性を見に行きたいだけよ」
と凛々しい表情で言うルカや同人の市場調査に乗り出すワタルなど、様々な人間の思惑を乗せていよいよ開催される即売会。
タイトルからして今週、ルカと遭遇するかとも思ったが、流石にそれだと急すぎるか。
ただ、最後のコマに
「一生忘れられない出会いが始まる」
とあるので、やはり、この即売会はかなり重要イベントになる模様。
複雑な人間模様(ギャグ含む)が交錯するであろう即売会がどういう意味合いを持ってくるのかは重要なポイント。
そして裏で数コマずつであっても確実に暗躍している法仙夜空。
漫画編とは無関係そうな彼女が何を目的とし、どう動くのか。
僅かな伏線を見逃さず、注目していきたい