ハヤテのごとく! 第353話 「バカじゃなくなったからカゼをひく」

 
 
 
副管理人の空間歪曲です。
今週もハヤテのレビューをお届けします。
 
 
 
期末試験当日。
朝から猛烈な頭痛に襲われるハヤテ。

 
 
住人がみんな風邪でダウンしてればそりゃねぇ……。
 
まあ、それ以前にトラックに跳ね飛ばされたのが完全回復しているあたりがハヤテらしいね。
 
 
察しのいいマリアさんには隠し通せなかったが、ナギに
 
私がカゼをひいちゃったから、大事な期末試験の日にハヤテがカゼをひいちゃったのか?
白皇は赤点がひどいと容赦なく退学とかになっちゃうのに私のせいでカゼをひいてしまったのか!?

 
 
などと詰め寄られる。
 
大丈夫。
退学は泉達が先だよ(おい)
 
 
そんな戯言はさておくにしても、ナギに
「お前のせいで体調が悪化した」
なんて言えないハヤテ。
 
 
単純なナギを誤魔化した所までは良かったが、ヒナギクさんから
 
私が勉強教えてあげたんだから、いい点とりなさいよ
 
とこんな状況でなかったら素直に受け取れただろう激励の言葉を貰い、是が非でも高得点を確保せざるを得なくなるハヤテ。
 
 
 
ベストの選択肢はテスト開始までにできるだけ体力を温存する事。
だが、この状況で素直に物事が運ばないのがこの漫画。
 
 
 
最初に出現したのは文。
 
シャルナちゃん!!
お地蔵さんにお供えしてあった大福を食べたら文のお腹が急に痛くなって来ましたよ!!

 
 
バチが当たってるじゃねぇか!!
 
まあ、そもそも拾い食いするなという話ではあるのだが。
 
 
これは誰かが文を背負ってここから校舎の反対側
約1キロ先の医務室に連れていかねばなりません!!!
 
誰かが!! 文を背負って!!

 
 
もう、その辺で野垂れ死にしてくれていいぞ。
空間歪曲の中でこの子はワタル君の金を持ち逃げしようとした瞬間、クズだという評価になってます。
 
 
体力を温存すべきと考えるハヤテが見なかったフリをしようとした途端、文は人でなしだと罵倒。
鬱陶しいな、テメェ!!
 
 
 
ハヤテが折れる形で医務室まで文を輸送した所で今度はサキさんからワタル君の新しい店について相談の電話が。
 
 
・場所は秋葉原
・同人誌を売る店
 
やはり同人ショップか。
即売会で視察してたから、読者も予想はしてただろうな。
ワタル君は未成年なわけだが、一般向けだけを扱うのだろうか。
 
 
だが、タイミングが大問題。
 
ハヤテもコンディションがコンディションなのでやんわり断ったが
 
 
わかりました
働くという事に関してはエキスパートであるハヤテ様がちゃんと聞いてくれなかったから
お店が上手く行かず……若と二人、路頭に迷い、どこか寒い北国でのたれ死んだとしても恨んだりはしません。
 
寒い冬の夜、あの時ハヤテ様が忙しくなくてちゃんと話ができていれば、と
思ったとしても、それはハヤテ様の責任ではない……

 
 
と目に涙を浮かべた(電話越しだからハヤテには見えないけど)サキさんに言われて協力せざるを得なくなる。
 
 
何とか終わらせたら、こういう時だけ迷子にならない伊澄さんが
「とんでもない妖怪が出たんですよーー!!」
と出現。
 
 
2キロ先に現れた大妖怪が世界を飲み込もうとしていて、
それを倒すにはハヤテの血が1000ccほど必要になるらしい。
 
巨大化したガニシュカ――――なわけないか。
 
 
紆余曲折を経て、血まみれになりつつ何とか教室に到着したハヤテはテストを終わらせてアパートへ帰還。
 
 
待っていてくれたのはマリアさんの気遣いとホットミルクにカゼ薬。
こういう所は流石だね。
 
 
先週からの期末試験当日に体調不良、というフラグも即座に回収したし、次回は次回で誰がメインになるか楽しみ。
休載明けを考慮するなら、次はナギにスポットライト当たるのかな、と予想。
 
 
次週も期待