帝にナギが出て行かなければならない理由を説明されたクラウスさん。
帝はクラウスさんがナギに着いて行くのも許さないと宣言。
その裏には
帝「ナギは追い出すけど、お前は別に出て行かなくてもいいし、なんだったら自分の所へ戻って来てくれた方が嬉しい」
マリアさん「おじいさまの世話よりも、お金はなくてもナギの面倒を見るほうが楽しそうです」
とマリアさんにあっさり断られたという背景もあったりなかったり……。
まあ、クラウスさんがいると、何かとフラグも立てにくそうだというのが作者側の本音な気もする。
今までは広大な屋敷だったのでエンカウント率――もとい出番が少なかったけれど、建物一つならそうも行かないだろうし。
その建物一つを探すハヤテだが、やはり二千万でマンションないしアパートを一棟買うのはどだい無理な話。
だが、こうなったのも自分の責任だと決意の固いハヤテは不動産屋に駆け込むが、そこの職員は何とかつてハヤテを売り飛ばそうとしていた借金取りだった。
ハヤテ「東京都心に二千万で一棟買いできる立派なマンションやアパートはありますか?」
借金取り「あるわけねーだろ。バーカ」
はい終了!
と終わるわけにも行かないハヤテ。
すると借金取り改め不動産屋の男は買う方法がないわけじゃない、と前置きした上で、土地も建物も値段は全て売主の言い値であり、売主が二千万でいいと言うなら二千万で買えるんだと説明。
勿論、そのためにそれなりの苦労はしなきゃダメだと付け加えることを忘れない。
ハヤテ「なんでもするので、その方法を教えてください!!」
なんでも=女装
ギャグかよ!
あれ? 今ってシリアス展開だったよね?
不動産屋の男が言うには、自分達が目をつけている金持ちの紳士がいて、その人物の好みが女装したハヤテのようなルックスの女で、その人物を口説いて上手く交渉すれば二千万で売ってくれるかもしれないんだとか。
売ってくれる「かもしれない」
はい、ここ重要。
試験に出ます(嘘)
ナギのためなら何でもする覚悟のあるハヤテは意を決して、ターゲットに接触。
クラウスさんでした。
畑先生、クラウスさんの扱い、相変わらず酷すぎやしませんか?
というか、クラウスさんはマンションとか持ってるんですか?
まあ、三千院家の執事長なら持っていても驚かないのだが……