副管理人の空間歪曲です。
はやて×ブレード2 第43話のレビューです。
ひつぎ会長相手に先陣を切ったテルマさんとルイルイだったが――
あ、なんかもう終わりそう。
一読者としては勝てる勝てないはさておき、最低でも玲と紗枝がリベンジマッチしに来るか、
それこそはやてが最後に登場でもしないと話にならないと思うわけで
ここの二人は秒殺される気しかしない。
そして何と言っても静久の存在。
純粋な努力と鍛錬で到達した頂上。
それは独りでなく隣に静久がいたからこそのトップ。
ここを越える者が出るのか出ないのか。
一方、山場を迎えたはやてとナギ。
黒鉄の型が出たという事はもう決着が近いんだろう。
やっとナギの本音が出たな、というのが正直なところ。
こういう感じ方するのは双子だからなのかなと思う。
ああ、残念だなぁと思う。
ここの部分でナギの敗北という未来が決まった気がするから。
はやてが主人公だから、という理由ではないです。
そうなら第一部の最後で槙先輩に勝ってただろうし。
天地が、星奪りが、剣が好きだからこそ、はやてが勝つと思う。
星奪りは結局、純粋に剣が好きで好きで仕方ない方に勝利の女神が微笑んでくれる。
だって最上位の人が剣大好きなんだもの。
こういうはやての姿勢が本当にナギと対極で非常にわかりやすい構図。
そもそも黒鉄の型はナギのための型であって、はやての固有技能というわけではない。
言うなればこれこそが、“はやての剣”なのだろう。
かつて炎雪戦でもあったが、あちらは大人間斬りだったので、こちらが真のはやての剣。
タイトル回収気味な事をやり始めると本当に終わりが近い気がして寂しくもあるが、
あと数話、目を離さずに見守っていきたい