副管理人の空間歪曲です。
だいぶ遅くなりましたが、はやて×ブレード2 第16話のレビューです。
剣闘生選抜のため、ひつぎ会長の用意した罠……
じゃなくてアトラクション……
でもなくて余興……
のような気がしなくもない試練を次々に消化して来た剣闘生一同。
“第一”とあるので最終的にかなりの数まで厳選して来そうで何より。
段階が多いと読んでいる時に先を想像してあれこれ考えるのが楽しいし。
そして、本選を迎えて今まで以上にやる気になるはやて――――
に向けられた綾那のゴミを見るような目がヤバイ。
やめて、本番に影響出るからマジでやめてあげて。
ひつぎ会長ってもう
通常状態(一段階)
↓
仮面の騎士(二段階)
↓
黒騎士(三段階)
って多段変形してる感あると思うのだけれど気のせいだろうか?
ゲーム脳でやっぱり綾那もバカだったとか思うのはさておいても、
はやてがちゃんと口に出してナギと向き合う決意を固めたというのが大きい。
ただ、勢いで口にしてしまっただけという可能性もあるので
はやてが本当にナギとはっきり立ち合う覚悟を決めたかはまだ見えない。
はやてにとってのナギは綾那にとってのゆかりポジションであり、
いつかは向き合い、超えなければならないべき大きな壁。
綾那がゆかりとの星奪りの最中にようやく決意を固めたように、
はやてもナギとの星奪りまで、色々と定まらない感じになるかも。
綾那がこんな風にゆかりと会話できている事が感動できる。
色々な壁を乗り越えてここまで来たもんなぁ。
はやてとナギもいつか普通に会話できるようになるんだろうか。
そして始まる本選。
眼の付け所がシャープです
が凄まじく腹筋に悪い。
剣闘生の最低ラインがCランクである事を考えると、
紗枝にとってはこれでもハンデにならないレベルだろうか?
レベル1がこうだと、たぶん
レベル2:運動部所属一般生+Dランカー
レベル3:橋での脱落者+Cランク以上の剣待生
とかになりそうな予感。
とりあえず五十鈴が開幕金縛りで余裕ですよね(クッソ酷ぇ)
双月の含みありそうな所はお家の事情っぽい。
家に縛られているという点ではかつての玲・紗枝と似ているが
今後、どこまで掘り下げられるのか気になるところ。
はじめはあくまで単独行動。
個人主義をどこまでも徹底させていくスタイルか。
でも、テルマさんなんかはルイルイと一緒がいいみたいだし
黒組でもそのあたりの意識に個人差はあるんだろう。
あと部活動という部分が殆ど描写されないこの作品においては
数少ない出番のあったアーチェリー部の皆さんが新鮮。
個人的には剣道部があまりに強すぎて全国大会出場禁止とか喰らってそうなイメージ。
あとは麻雀部作って咲とコラボしてくれれば言う事なしですね(無茶言うな)
結論としては
テルマさんのルイルイ用特製スパイスが全部悪い
という事で。
プロットの段階でこの料理対決の結果と拘束度合いやスイッチの正答率連動まで考慮して
紗枝とテルマさんを同じコテージにしたんだったらかなり綿密に組まれている事になる。
紅愛が即脱落しないであろう2位にいたり、
逆に強キャラ枠である紗枝が全拘束だったりと
バランスもなかなかいいように思えるし。
まずは拘束の少ないメンバーで比較的、楽なレベル1を処理しつつ、
紗枝みたいな強キャラはなるべく無傷でレベル3まで温存するのが最善だろうか。
上で綾那が言っているように数で劣っている以上、脱落者は最低限に抑える必要がある。
時間さえ稼げれば徐々に拘束が解除されてくるだろうし、
いかに早く剣闘生側をフリーにできるかが問われるだろう。
新しい趣向で先行きが楽しみな“大脱走”。
次回も注目。