ハヤテのごとく! 第397話 「へたっぴ漫画道場(裏)」

 
 
 
副管理人の空間歪曲です。
 
ハヤテのごとく! のレビューです。
 
 
 
現在進行形であるナギとルカの対決。
 
 
最初は単なる同人誌対決だったはずが、
二転三転するうちにルカが勝ったらハヤテと結婚するという事態に。
 
 

 
ハヤテの信頼が痛すぎる……。
 
 
でも、これ本当に、ハヤテには緊迫感がないね。
 
ナギの画力はある程度、知っているだろうし
あまり楽観視できない状況だと分かっても良さそうなものだが……。
 
 
あと、やっぱりルカの好意に対する向き合い方が気になる。
 
そりゃハヤテはルカに恋愛感情あるわけじゃないけれど、
ナギが勝てば大丈夫、というのはルカの好意の行く末を
三者であるナギに全投げするという事。
 
 


 
こうは言っているけれど、どうにも引っかかる。
 
何というか、自分に対する恋愛感情に対して真剣に向き合っているというよりは
事務的に契約を遵守しようとしているような気がしてならない。

 
勿論、空間歪曲の個人的な感想ですが。
 
 
ハヤテの心情がどうあれ、ハヤテの運命を任されたナギはパニック寸前。
 
 


 
作画等の実力差に加えて、制限時間も残り二週間。
 
 

 
焦るだけ焦って自己啓発本に頼ろうとするナギ。
 
 


 
八つ当たり気味だが、切羽詰ると人間、こんなもの。
 
そもそもの原因は積み重ねの無さだと思う。
ナギは足橋先生の原稿を見るまで自分の描いた物を酷評されても
 
「この面白さが何故、わからないんだ」
 
と言って批判する方が悪いと言わんばかりの態度で進歩がなかった。
この時期に少しでも進歩する努力をしていれば、何か変わったかもしれない。
 
 
そもそも、多数の名作に触れていながら、
自分の作品が微妙だと気付いていなかったのが痛すぎるのだが後の祭り。

 
 


 
そんなナギへ、プロである足橋先生からこんなアドバイスが。
 



 
まさかの展開。
 
猶予が二日程度しかないからそんなに遠くまで行けないだろうが、
何とかなると信じたい――というかならないとアウトだし。
 
 
ふと疑問に思ったのは、ナギが西沢さんに語った
 
「幽霊になった女の子が好きなアニメの最終回を見るため頑張る」
 
という面白そうな素材はどうしたのかということ。
 
 
現在のナギは作画で勝てないのでストーリーで何とかしよう、という
方向性で動いているはずなので、ルカといい勝負が出来そうな題材だと思うのだが……。
 
 
そしてもう一つ、気になるのはルカの作品。
 
ヒナギクさんのアドバイスを受けて更に実力を増したルカが
満を持して繰り出してくる作品というのがどれほどの物かは要注目。
 
 
次回から小旅行が始まりそうなハヤテのごとく!
敗色濃厚をナギが打破できるのかに期待したい