ハヤテのごとく! 第339話 「1円に泣いたり笑ったり」

 
 
 
副管理人の寝落ちと寝落ちと体調不良で予定より遅くなりましたが、今週のハヤテです
 
 
 
開始早々に雨が降っているからと登校拒否を発動するナギ。
うんうん、これでこそナギだな。
同人誌対決もいいが、こういう日常パートでいつも通りのダメ人間っぷり披露してくれてると何だか安心する。
 
 
行動そのものは全くよろしくないけれど。
 
 
 
制服のまま布団に潜り込んだナギ。
ルカとの同人誌対決に敗北し、夏コミでの再選を誓ったものの、何をしていいか分からず、売れなかった事のショックも大きかった。
 
だからナギはあえて創作から一時的に離れる事を選択した。
 
 
自分を今一度見つめ直して
自分に何ができるのか、何が描けるのか……
 
もう一度、見つけ出したいんだ……!!

 
 
 
不登校の言い訳です
 
 
 
 
夏休みまであと一か月。
このままズルズルと自堕落な生活へと突き進むナギを幻視し、何とか真面目に登校させようと決意するハヤテの前に毎度の事ながら唐突に登場する伊澄さん。
 
 
伊澄さんは言う。
ナギの心を動かす必殺技。
 
それは名言だと。
 
 
アドバイスを受けて早速、実行するハヤテ。
 
 
 
明日からがんばるのではない。
今日だけがんばるのだ。
今日をがんばり始めた者のみに明日が来る……!!

 
 
 
 
 
班長班長じゃないか!!
 
知らない人のために解説すると、この台詞はカイジ作中に出てくる台詞です。
強制労働施設の班長が意志の弱いカイジに対して陰で発した一言。
 
 
関係ないけど
 
仲直り、仲直りしましょう、カイジさん!!!
 
は妙に頭に残ってます。
 
 
 
何にせよ、この一言にナギはそこそこ反応したものの態度を改めさせるには至らず。
一生懸命、言葉を重ねて説得するハヤテだが、言えば言うほど頑なに拒否の姿勢を崩さないナギ。
 
 
こんな時こそマリアさんの出番である!!
 
 
マリアさんが差し出したのは現金。
その額は24262円という半端なもの。
 
 
それは1日1円換算で、ナギが80歳まで生きた場合の日数を表す数字。
金銭にしてみればわずかな数字。

 
この中に無駄に使っていいお金があるのなら、1000円でも1万円でも好きに使って構わない。
何者かから渡され、決して増える事のない金額をどう使ってもそれはナギの自由。

 
 
 
マリアさんにそう告げられて、限られた時間と言うものをどれだけ実感できたか不明だが、態度を一転させて学校へ向かうナギ。
 
元々、年相応以上に頭脳明晰であるナギは上手い方法で示唆すれば状況がすぐ理解できる。
一昔前ならいざ知らず、今までにアルバイトなどで金銭の価値を実感できるようになったナギだからこそ、上手く行った方法だろうか。
 
 
 
前回の泉の話が何らかの形で続く可能性も少しあると睨んでいたが、予想が外れた。
しばらくは単発系の話が続くのかな?
 
 
あと、冒頭に日付が記載されていたのは夏コミまでの時間管理を厳密にするという事だろうか?
今週、時事ネタを挟んだものの、作中ではまだ2005年。
 
 
30巻近くかけて半年弱では2か月経過するまでにあと何話かかるのだろう(遠い目)
 
まあ、何話かかろうが伏線が回収されるまで追いかけますが