ストライクウィッチース２ 第４話の感想です。
格納庫が暑いという理由でストライカーのチェックを下着姿で行うシャーリーを注意するトゥルーデ。
だが注意しているトゥルーデもスカートはいてないので何と言うか、お前が言うな状態。
ああ、でもパンツじゃなくてズボンだからいいのか。
シャーリーは自由奔放なタイプでトゥルーデは逆に堅物っぽい所が目立つ性格。
ぶつかるのも当然なのかも知れない。
そんな二人の火種になったのはストライクウィッチーズ本拠地に届いたジェットストライカーユニット。
新型とかいう事よりも速度に惹かれたシャーリーが率先して（勝手に）装着しようとするが、自分達が所属しているカールスラント製という事から反発するトゥルーデ。
二人が揉めている間に、梁の上で寝返りを打つという器用かつ危ない事をやっていたルッキーニが飛び降りながら見事にストライカーに納まり、そのまま発進しようとしたが、ジェットストライカーから来た静電気状の衝撃を感じて涙目に。
そんなルッキーニに言われてシャーリーはジェットストライカーを諦めるが、そこで止せばいいのにトゥルーデが挑発した事で両者が勝負する事に。
その結果、ジェットストライカーは高度、速度、武装の搭載可能重量等でシャーリーを上回るなど、試作機とは言え新型の性能の高さを見せ付ける形に。
だが、そもそもセットの武装が常人には持ち運び不可能なほど巨大であり、固有スキルで怪力を発揮できるトゥルーデ以外の誰が使えるのかという兵器開発担当者に対する疑問は残るが、たぶん気にしてはいけない。
そのまま何事もなければ良かったのだが、トゥルーデは魔力を使い果たして気絶し海に落下。
エースであるトゥルーデがそんな状況に陥った試作機ゆえの不備を危険視したミーナ中佐の判断で新型ストライカーは使用禁止。
トゥルーデもしばらくの間、出撃を禁止される。
だが、最後には出現したネウロイに苦戦するシャーリー達を助けるために命令を無視して出撃したトゥルーデがジェットストライカーを装備し、これを粉砕。
戦闘後にジェットストライカーが暴走するも、シャーリーの活躍により停止させられて一件落着という形に。
でもって最後に何気なく登場した新キャラもといエーリカの妹さん。
小説版か何かで存在は知っていたが、見るのは初めてだった。
今回、表に出ていたのはシャーリーとトゥルーデなのだが、実はちょこちょこエーリカにスポットライトが当たっていたように思う。
最初、トゥルーデに下着姿でダレた姿を注意された時
「それでもカールスラント軍人か」
と問われ、
「え、そうだけど？」
と平然と返した所が地味に面白かったし、出撃を禁止されたトゥルーデに現場の状況が伝わるよう出撃前にインカムを渡していたりもした。
ついでに妹であるウルスラがエーリカと対照的なため、存在を印象付けやすかったのではなかろうか。
一期の下着行方不明騒動（作品世界的にはあくまでもズボンです）の時も主犯はエーリカだったし、何かと表に出やすいトゥルーデに比べ、エーリカは（いい意味でも悪い意味でも）裏で暗躍するタイプだというのを印象付けられた回だった気がする。
ちなみに今回、主人公であるはずの芳佳がやっていたのは食事係であり、最後に一応、増援として出撃したはいいが、到着前に戦闘が終わったのでろくな見せ場がなく、リーネと仲良く空気だった。
本作が主人公は芳佳であるものの、各話ごとに様々なキャラクターにスポットライトを当てる形式だからこそだろうか。
あとは毎度の事ではあるが、シャーリーの胸が入浴シーンで妙に強調されていた。
ルッキーニがドラム缶風呂に飛び込む瞬間、湯煙のかわりに夕日が差し込んだのに対し、ニコニコ動画上でコメントが吹き荒れたのには笑うしかなかった。
だが、それ以上に、途中、自室で訓練するトゥルーデを映す際、わざわざパンツ――じゃなくてズボンがアップになるような構図にしておきながら、夕日でそれが隠されていたのには爆笑させられた。
いちいち隠すならアングル変えればいいのに……。
まあ、いいか。
どうせＤＶＤとかで修正されるんだろうし
余談ではあるが、先日配信したネットラジオにて、放送内容の先頭をストライクウィッチーズ２にした結果、少しでも聴いてくれるリスナーがいつもより多く、改めてこの作品の人気を実感した。
今後も感想記事を欠かさず更新していきたいと思うので、よろしくお願いします。
さて、次回はどうやらルッキーニがメインの模様。
ドタバタ回になりそうな予感。
何だかミーナ中佐の出番が殆どない回になるような気がするなぁ……
