ハヤテのごとく! 第283話 「たいていの苦労は誰かの側にいるためにある」

一日遅れですが、ハヤテのごとく! のレビューします。




「そろそろタマをこっちの家に連れてこようと思うのだ」





そんなナギの一言で転居前からの懸案事項の一つであったタマをアパートまで連れて来るために頭を捻るハヤテ。
ナギが思い込んでいるようにタマがネコならいいのだが、成長して巨大になったホワイトタイガーでは、移動するだけでも大事である。


電車は論外で車などない。残った手段は徒歩のみ。






「ハッキリ言う。見つかったら死ぬ!!








と宣言するハヤテ。


確かに街中でトラが見つかりでもすれば、よくて動物園送り。下手すりゃ射殺。
ナギと離れたくないタマにすれば死んだも同然だろう。





「いいか!! ここからは自分を海外ドラマの主人公だと思って行動しろよ!! プリズンブレイク並の緊張感を持って行動だ!!」


マイケル(※プリズンブレイクの主人公です)並のスペックをタマに求めるとかハヤテ無茶振りしすぎだろう……。

それにしても畑先生はプリズン・ブレイクもいけるのか。
素晴らしい。







時間は進んで午後八時。
移動フェイズに入った二人――というか一人と一匹。


ハヤテはタマの入ったダンボールを載せた台車を押して商店街を移動。
深夜ならばともかく午後八時の時間帯なら業務用ダンボールを載せた台車を押していても、さほど不自然ではないだろう。

大きなハプニングも起こらないまま喫茶どんぐりまでタマの輸送に成功するハヤテ。




タマ「これで誰にも見つからず移動できるな!!」
ハヤテ「ああ。完璧だ」




ヒナギクさん「あら? ハヤテ君じゃない」




はい、アウトー!!





ハヤテは一人でコーヒーを入れる練習をしているととっさに嘘をつくが、少しでもハヤテと一緒にいたいらしいヒナギクさんはハヤテのコーヒーの味見という名目で帰ろうとせず逆効果。





何とかヒナギクさんからタマを隠そうと焦るハヤテに対し、ヒナギクさんは二人きりの状況でハヤテを意識する一方。


何で、こんな時にヒナギクさんにスポットライト当てるかなぁ。






と思っていたらコーヒーカップを通じて図らずも間接キスする二人。
無論、朴念仁のハヤテは気付いていないのだが。




間接キスなんて創作物で見飽きてるはずなんだが、ヒナギクさんだと妙に破壊力が高いな。
ただ、贅沢を言えば少し前の作画のほうが良かったような気もするのだが……。



今週、名前が挙がったプリズン・ブレイクだが、海外ドラマの中では有名な部類なので見た事がある人も多いだろう。

海外ドラマは日本と比べて制作費が違うからかスケールも大きく、見ていて面白い作品が多い。


時間的余裕がある方は見てみてはどうだろうか?