はやて×ブレード #FINAL 「終わらないバカ」

 
 
 
副管理人の空間歪曲です。
 
 
今月もはやて×ブレードのレビューを――――
 
 
 
え、最終回!?
 
 
という驚愕に襲われながら、何とか最終回らしい内容にしようと何日も無駄に
試行錯誤しましたが、上手く行かなかったのでいつも通りの調子でお届けします。
 
 
 

 
のっけから炸裂するひつぎ会長のわたくし時空。
 
一般生徒との温度差が破壊力ありすぎて困る。
 
 
話は逸れますが本屋で「死語辞典」なる書籍を見かけ
どんなもんかと何気なく開いたページに
「普通の女の子に戻りたい」
があって、上のひつぎ会長を思い出して盛大に吹きそうになりました。
 
 


 
空間歪曲が前から気になっていた点の一つがひつぎ会長の進退。
 
生徒会長は学生でいられる間でしか兼務できないわけで、
卒業後、学園長兼理事長ではいられても、会長職そのものは引継ぎがあって当然。
 
トップが変われば玲みたいにひつぎ会長を目標にしている剣待生には
モチベーションを上下させる結果になるだろうから一筋縄では行かないと思ってました。
 
 
しかし、蓋を開けてみればこんな具合。
 
学園長と理事長職の退任までは全く予想していませんでしたが、
ひつぎ会長なりに何か考えての事だろう。
 
 

 
退任について、ひつぎ会長はこう前置きした上で、
剣待生を二分割して団体戦を開催すると発表。
 
 



 
わざわざ寮を二つ作るとか、相変わらずひつぎ会長のやる事は規模が大きいですね。
 
 


 
 
 


 
大地寮には予定通りと言うべきか、一が寮長に就任。
 
 

 
しかし、天空寮の寮長はまさかの紅愛。
 


 
いちいち紅愛が使われてるだけで笑わずにはいられないです。
 
 

 
並べてみると態度の差が一目瞭然。
 
ただ、紅愛は頂上戦があんなだったから軽く見られがちだが、
みのり任せだったとは言え元白服だったのを忘れてはいけない。
 
“黒組”が戦闘能力高めだから直接の殴り合いは厳しめだが、
頭脳戦方面に回せばかなり使える――――と信じたい。
 
 
 



 
さらに、こちらはこちらで面白そうな企画。
 
勝ち負けの行く末によっては槙先輩とゆかりが白服になる展開もあるだろうし
槙先輩・ゆかりVs炎雪・瞑子の再戦も見えてくるだろう。
 
 
炎雪が興味を失ってるので可能性は低そうですけど。
 
 

 
まだ見ぬ特Aランカーから準レギュラー格のキャラが出ると面白いと思います。
 
 


 
現時点では上手い具合に物事が運んでいる“黒組”。
 
副管理人は二人がこうは言っているものの、剣待生を厳密に半々に分けるわけじゃないし、
新興勢力に加担する人間なんて、そういるんだろうか? と思っていたんですが
 
 


 
面白そうだ、と意欲的なナンシーや瞑子と対立する形を念頭に置いた秀耶など
意外に色々と考えて大地寮へ入るキャラクターもチラホラ。
 
 



 
そして、自らの選択で、カルテットから離脱して戦う道を選択するキジっちゃん。
 
初登場以来、どうにも4人セットな扱いをされがちだっただけに、
いいタイミングだったと言えるのかもしれない。
 
対立構造の中でどう進歩するか注目したいですね。
 
 
 

 
でもって最終回で窮地のナギだが…………
 
 

 
まあ、こうなりますよね。
 
いつ楔束するか読者も気になっていた反面、
楔束は間違いないと思っていただろうし今後に期待ですね。
 
 

 
でもって、最終回後のエピローグが次号で掲載予定との事ですが、
林家先生のTwitterを見ている感じだと、まだ続くような気がするんですよね。
 
 
実際、ここで終わったら今後が気になりすぎますし。
 
 
では、何故、最終回なのか? という事ですが
 
 


 
はやてがたんぽぽ園の借金を完済させたのが関係している気がします。
 
 
この作品、はやての当初の目的が借金の完済であり、
その次に出たのはゆかりとの再戦だった。
 
 
その両方が達成された以上、もうはやてが主人公である必要がなくなったのではないだろうか?
 
副管理人としては主人公交替でタイトルが「はやて」×ブレードでなくなるので
このタイトルでの最終回、という形になったのではないかと予想します。
 
 
とりあえずはエピローグで何かしら動きがあると思うので、次号のウルトラジャンプが待ち遠しいです