ハヤテのごとく! 第268話 「長いシリーズも終わったし、この話から読むのもいいんじゃね?」

 
 
 
今週は新展開突入につき巻頭カラー。

冒頭でいきなりサンシャイン60の上から叫ぶナギ。
日付は6月12日で、本編はその一ヶ月前という時間軸。
あらかじめ、何らかのイベントを提示し、そこを目指して進むパターンの模様。

(ルカのやつ!!)

とナギが胸中でコメントしており、次ページにはナギ、マリアさん、ハヤテ、千桜さんに加えて見慣れないキャラ。
このキャラがルカなんだろうか。


煽り文句には
「新展開!! 帰国したお嬢様を待つ新キャラGペン熱き戦場!!」
とある。
新キャラは即売会に関係あるキャラだったはずなので、このまま行くとナギと新キャラが漫画で対決する展開になると予想。
夏コミネタとかやるのだろうか?

とりあえず、ナギが自身の才能のなさに気付く時が来るんですね、わかります。
ナギは漫画に限らず多くの作品に触れているのに、自分の設定が突拍子もない事に気付かず、自分の設定の奥深さが理解できないのはダメだ、という創作活動においてはあるまじき態度をしており、それもナギに好印象が持てない要因の一端だろう。



さて、巻頭カラーの一ヶ月前。
王玉を失った事でナギは遺産の相続権を失い、屋敷を出る事になった。
ハヤテは今までのように何不自由ない生活が出来なくなると危惧するが、元々のナギの生活が生活なので、いい事だと言うマリアさん


ハヤテ「遺産がなくなってしまったから……お嬢さまは今までのように何一つ不自由のない生活が出来なくなったんですよ? 一日中ゲームしたりまんが読んだり、思いつきで欲しくもないアニメのDVD買ったりもできなくなるから……毎日、一生懸命働いたり規則正しい生活をしたりして、まじめに生きていかなきゃならないのに……!!」
マリアさんニートのような自堕落な生活を止めてまじめに生きるって事でしょ? だったら、それは、とってもいい事じゃないですか」
ハヤテ「あれ……」


どうもナギに付き合わされているうちにハヤテの感覚が麻痺している模様。


そのナギは遺産を失おうと真面目に働く気は欠片もないらしく、家賃収入で生活するつもりらしい。
とは言ってもナギに計画性など全く無いので、ハヤテに自分のおこづかい二千万円を渡し、それでいい物件を探してくるよう指示。
遺産相続の権利がなくなっただけで、おこづかいのようなナギ個人の資産はそのままの模様。
これでいくらか先行きが明るくなったといえるだろう。
家賃収入の説明コマにひだまり荘が書かれているばかりか、うめ先生まで書かれていたのには笑った。
やはりアテネ編よりシリアス分が少ないため、パロが入れやすくなっているに違いない。



広い庭がないと捨てられるから、といつになく真剣なタマの後押し等もありながら、ハヤテは物件の物件探しが今、始まる……!!




この流れと冒頭の間がどう繋がるか分からないが、「同人誌を書いて、大手サークルになればお金が稼げる」とナギが考えるような気がする。
ナギは真面目に働く気がないと相変わらず言っているが、バイトで働いてお金を稼ぐ大切さとか学んだはずだよなぁ。
…………いや、気にしない事にしよう