ハヤテのごとく! 第336話 「ROCK OVER JAPAN」

 
 
 
副管理人の空間歪曲です。
色々あって遅れに遅れていたハヤテですが、ようやく元のペースに戻せました。
今後も精進していきたいと思いますのでよろしくお願いします。
 
 
 
まずタイトルに触れておきたい。
ほぼ間違いなくピングドラムネタであると。
 
 
補足しておくとピングドラム本編で生存戦略のパートの挿入歌の歌詞。
挿入歌自体がカバー曲ではあるが、ピングドラムネタである事は想像に難くない。
 
流石は畑先生。
昔、ウテナのOPをまんまタイトルに起用しただけの事はありますね。
 
 
 
 
あんまりピングドラムで長く引っ張ってもアレなので本題に入ります。
 
 
 
ナギがスペースを離脱したため一人で自分の写真集を売り続けるマリアさん
 
(早く帰って来てくれないと、恥ずかしくて死んでしまいますわ)
 
と苦悩するマリアさんにハヤテは用が出来たので残りを全て一人で売ってくれと依頼。
心配する千桜さんにはマリアさんは優秀な人ですから」の一言。
 
最近、マリアさんの扱いが酷い酷いと思っていたが、相変わらず酷いな。
いつも通りで安心した(おい)
 
 
 
千桜さんの案内で移動するハヤテとナギ。
電車内の広告にピングドラム使ってるあたり、畑先生はぬかりがないな。
 
 
移動しながらナギは自分の行動を後悔していた。
 
 
私は愚かだった。
面白いまんがを描くというのが目的だったはずなのに、それを忘れて暴走した。
いつの間にか。力尽くでも売り切ってしまう事を目的とし、おかしな方向へ走りだし――――

 
 
マリアが犠牲に
 
 
 
犠牲とか、もっと別の表現を考えてやれよ。
会場に来ていたサキさんやワタル君に
 
「自分の写真集を自分で売るの、恥ずかしくないんですか?」
 
と訊かれるマリアさん、ここまで来るとちょっと可哀想だな。
特に同じメイドであるサキさんから真顔で問われるとキツイ物があるだろうな。
 
 
 
 
千桜さんが失意の底に沈むナギに火を点けるべく連れて来たのは東京ビッグサイトだった。
ご存じの方も多いとは思いますがコミケ会場です。
千桜さんはナギを夏コミに参加させようというのだ。
 
 
 
千桜さん「今日の事が失敗だとわかったなら、正す事もできるはず。今日敗けた自分にリベンジだ
 
 
 
確かに再挑戦の場として夏コミは最も適したイベントかも知れない。
 
ただ、これで落選したら嫌だよなぁ……。
 
 
 
そして夏コミに向け、今度こそはと決意するナギの前に現れるルカ。
うんうん、ライバルポジの提示だね。
 
 
ナギ「待っていろ! 二か月後必ず、私はお前を越えてみせる!!」
ルカ「残念だけど、待ってはいられないわね。突き放してやる!!」
 
 
 
まあ、こういうノリは嫌いじゃないよ。
 
 
そして千桜さんがアドバイザーでもいればなぁ、と発言した所で舞台は唐突に白皇へ。
ワタル君の退学で一人空いた飛び級枠に剣野カユラという新キャラが内定。
 
 
枠外の文面から察するに、劇場版に登場したキャラクターらしいが、空間歪曲はハヤテに関してはアニメまで手を伸ばしていない人間なのでよく分かりません。
あと、何気に一コマだけだが、理事長である葛葉キリカさんが出てるように見える。
 
アニメで出たのは知っているんだが、本家に登場したのこれが初めてじゃないかな?
 
今後、何かしらの形で関わってくるのならば、それはそれで楽しくなりそう。
 
 
 
で、次回からはどうするんだろう。
ひとまず同人誌対決は終わった。
 
 
夏コミまで二か月。
だが、この作品における二ヶ月というのはやたらと長い。
時は流れて八月、とでもしない限りは別エピソードが展開されるだろう。
 
 
この剣野カユラなる新キャラクターがどう動くのか、そのあたりに注目していきたい