ハヤテのごとく! 第368話 「ミステリールーム 6」

 
 
 
副管理人の空間歪曲です。
二週連続で水曜日の仕事終わりに予定が入ったりしましたが、今週のハヤテのレビューです。
 
 
 
家賃を支払い、部屋の鍵をゲットした西沢さん。
 

 
西沢さんや、お前さんから凄まじいレベルのかませ臭が漂っている気がするよ……
 
 
条件から言えば対等どころか、告白しているという時点で西沢さんは大幅に有利と言っていい。
 
なにせハヤテは鈍感極まりないレベルなので、ヒナギクさんの好意にすら気付いていない。
その状態で一度でも明確に恋愛感情を抱いていると提示した西沢さんのアドバンテージは大きい。
 
大きいはずなんだけどなぁ……
 
 
 
一方、こちらは物置前の一同。
 

 
謎の結界を何とかしよう、と決意した所で颯爽(?)と登場する伊澄さん。
咲夜からの連絡を完全スルーしていたが、何とかなったようで一安心。
 
 
早速、結界を解除してもらおうとするハヤテだが、
伊澄さんはアテネが小さくなっている方が気になると発言。
 
 
それを犬型の使い魔だか式神だかを通じて知ったのは夜空。
 
 

 
 
おや? と思った。
以前、アテネをお嬢様、と評したので夜空はアテネ関係者だとばかり思っていたのだが、
これを見るとそう単純な話ではなさそうな気がする。
 
どちらかと言うと、単純な二人称としてお嬢様、と言っただけ。
加えてアテネの近況を知らなかった時点で情報収集能力にそこまで長けているわけではなさそうだ。
 
 
監視用の使い魔をあっさり破壊した伊澄さんは咲夜から頼まれていた安全面対策を施すため、
手始めに結界の向こう側にある“何か”を解決する事に。
 
 
だが、中にあったのは神父いわく「シャレにならない」モノ。
そして、ハヤテにとっては忘れられない存在。
 
 

 
 
ロイヤルガーデンにあった棺である。
 
これってそもそも何でしたっけ?
 
ハヤテの単行本は大半が実家にあるためアテネ編の細部を確認できないのですが、
記憶ではアテネが怖い顔で触れてはいけない、と言っていたような……。
 
キング・ミダスが封印されていたのはこの箱だっけ?
いかんな覚えてない……。
 
 
そのあたりコメント欄に書いていただけると助かります。
 
 
とりあえず、作中で重要度の高いロイヤルガーデン関係の品が出土したのは非常に興味深い。
しかし、ムラサキノヤカタは結構、築年数が経過しているはずだし、ハヤテがかつて見たそれと
今、眼前にあるのが同じものかは判断できない。
 
 
一瞬、
 
実はムラサキノヤカタ自体がこの棺を封印または隠蔽するために建てられたんじゃないか
 
と思ったりもしましたが、築年数から判断すると矛盾が生じる。
 
無論、それは普通に考えれば、という事であって、時間の流れが通常のそれと異なっていた
ロイヤルガーデン内にあった物だから、物理法則を完全に無視していても驚かない。
 
 
可能性としては、紫子さんが棺を何らかの理由でロイヤルガーデンから輸送し、
ちょうどいい隠し場所として使われていなかったアパートを利用。
 
まあ、結界を張ったのが誰かという疑問は残るが些細な問題だろう。
 
 
王玉を含めたアテネやロイヤルガーデン周りにはまだまだ謎が多いので、
そのあたりの伏線回収には期待を寄せたい所。
 
最近、タイトルがミステリールームになっているのも物置部屋と内部の結界&棺の存在を指しているのだろうし、
これは本筋に絡む大きな大きな動きになりそうな予感。
 
 
伊澄さんはこれに対してどう動くのか。
そして夜空はどう暗躍するか。
 
このあたりに注目しつつ、今後の展開に期待したい