ハヤテのごとく! 第350話 「学校の思い出とかあんまりない」

 
 
 
ある日の朝。
ハヤテは制服姿のカユラを目撃する。
 
 
 
……………………ああ、白皇の生徒だったね(おい)
 
 
 
カユラは元々、ワタル君の退学により転校してきたわけで、当然ながら白皇の生徒なのだが、
制服姿が初めてなもんだから空間歪曲は違和感を覚えてしまいました。
 
 
 
カユラ「これは白皇学院という物凄い学校の制服だ。見れた事を光栄に思いたまえ」
 
 
そう言うカユラの背後を通り過ぎる生徒会長&書記。
 
 
 
カユラ「なんと私は13歳にして飛び級をし、現在高校二年生なのだ!!」
 
 
そう言った次の瞬間、出現するナギ。

 
 
 
ナギがそうだし、ハヤテ自身も生徒である以上、見慣れている白皇の制服になど、
ありがたみの欠片もないだろうな。
 
 
飛び級にしてもナギと、それ以上のハイスペックを誇るマリアさんがいるし、
よくよく考えてみればアテネは理事長。
 
カユラが来る前からゆかりちゃんハウスの白皇関係者率100%だったのに、意外と気付かないもんだね。
 
 
とりあえず、この状況を打破すべく、西沢さんを同居させた方がいいよね(んな無茶な)
 
 
 
白皇に到着したカユラが迷子になりそうなほど広い、と形容したのをきっかけに、案内を申し出るハヤテ。
 
 
ハヤテ「では、あちらをご覧ください。
 
 
 
    設定上、最初からあるけど今まで一度も本編で使われていない校内移動用路面電車です」
 
 
 
ナギ「ええ!? そんな便利なものがあったのかよ!?」
 
 
まったくだよ。
 
 
ハヤテ「この広い校内を行き来するために一応、設定はしたものの
     なんとなく歩いてた方が絵になる
     って事で全く使われず……」

 
 
メタ発言すぎて吹いた。
 
 
まさかこんな形で眠っていた設定を消化してみせるとは。
畑先生の発想は相変わらず斬新だな。
 
 
 
次に名物、としてハヤテが指したのは雪路ちゃん。
例によって酒瓶抱えて爆睡してるが、薫先生はこういう所で好感度を稼がずしてどうするのやら。
 
 
 
ある意味、
「こんな大人になってはいけない」
という事を、体を張って教えてくれているという点で、
彼女は教師なのかも知れませんね

 
 
何かハヤテが綺麗なまとめ方したぞおい。
 
 
次に足を運んだのは生徒会室のある時計塔。
一説によると、ウテナのパロだとも言われるこの時計塔からの眺望は絶品。
 
ヒナギクさんがハヤテに好意を抱いていると自覚したイベントあったのも、ここでしたね。
 
 
教室に向かおうとしたところで、カユラが気付いた一枚の扉。
ハヤテが言うには扉の向こうにも白皇名物があるという。

 
 
突然、ドアを開けると――――
 
このように物凄い高確率でヒナギクさんが着替えてたりします
 
 
 
このように、じゃねぇよ!!!
 
 
 
今週も単発系だったな。
本筋に突入するのはある程度、夏コミに向けてナギが動く時なのだろうけど、先はまだまだ長いのかも知れない。
 
 
単発が続いているためメインキャラが週単位で変わっているが空間歪曲からすれば単行本一冊で
 
4割:ヒナギクさん
4割:サキさん
2割:その他
 
くらいでいいんだけどなぁ……
 
 
 
まあ、そんな個人的な願望はさておき、今年のハヤテはこれで終わりです。
来年からも毎週更新して行きたいと思いますので一人でも多くの方に見ていただければ幸いです