ハヤテのごとく! 第342話 「剣野カユラ、かく語りき」

 
 
 
ハヤテも連載7周年に突入しました。
今後も更新して追って行きたいと思いますのでよろしくお願いします。
 
 
 
冒頭で提示されるナギの新作。
簡単に流れを説明すると
 
・双子の兄弟ドゴールとイゴールがいた
・ドゴールは車椅子生活
・戦争が勃発し、健康体のイゴールのみ徴兵される
イゴールは生きている証として手紙を毎日送ると約束する
・臨場感に満ちた手紙を読むうちに自分がイゴールであるような錯覚を覚えるドゴール
イゴールの婚約者であるセシリアに次第に好意を抱いて行くドゴール
・結婚してくれと頼んだ時、終戦でエセ外国人風に変貌したイゴールが帰還

 
 
帰って来た弟は本当にイゴールなのか?
偽物ならまだしも、本物だったら戦場で何があったんだイゴール!!

 
陰謀とサスペンスがうずまく本当の「戦後」が始まる――――!!
 
 
 
ナギ「――というまんがなんだが、どうだろう(ドヤァ」
 
 
自信満々のナギ。
 
しかし――
 
 
ハヤテ「僕にはレベルが高すぎて……」
ナギ「なんでだよ!! ものすごく大衆に迎合して考えたのに、何がわかんないんだよ!!」
 
 
なにもかもだよ!!!
 
 
 
ハヤテはルカのようにヒナギクさんからアドバイスしてもらえばどうかと提案するが
 
ガンダムを観た事ない奴にロボットアニメ語られる感じがして嫌だ」
 
と拒否するナギ。
確かに、ヒナギクさん起用は一つのやり方ではあるが、そこを譲りたくないというなら、それはそれでありだろう。
 
 
傑作を描くため、ひとまず秋葉原に向かったナギだが、目に入るのは大量にある同人誌や漫画の数々。
そして自分の作品は大量にあるそれらの作品より面白くないという事実。
 
そんな事はないと自分も奮い立たせるも、店が牙をむく様を幻視し、プレッシャーを感じたナギはあっさり撤収。
 
 
(さっき考えたやつ、やっぱダメなのかな?)
 
 
と落ち着いて考えてみるナギ。
やはり挫折を数回、味わえば過去のナギのように
 
「これが理解できない方がおかしい」
 
と言う態度がマシになり、冷静に判断しようとする傾向が出てきた模様。
いい傾向だな。
 
 
 
「どうすれば、一兆部売れるまんがが描けるというのだ!!」
 
 
まず目標部数を変更してから言いなさい。
 
 
そこへ出現したのはタイトルにもある剣野カユラ(宇宙人のような着ぐるみ装備)。
 
ワタル君の自主退学で空いた特待生枠を埋めるために出たキャラクター。
特待生枠だという事からも高スペックなのが分かるが(というか、この作品、主要人物は高スペックが多いのだけれど)、登場時からナギのアドバイザーになるらしき提示がされている。
 
 
公園でテント生活してた事で不審者として通報され、通りがかった警官に連行され、今週の出番が終了したけどまあ、何事もなかったかのように出てくるだろうから気にしないでおこう