ハヤテが作ってくれたお弁当を口にしながら
(ごはんって、こんなに美味しいものだったんだ……)
と泣けて来る思考をするルカ。
でも、作ってもらうばかりじゃ悪い。
そう考えてハヤテを待ち伏せしていたルカが見たもの。
それは執事服のハヤテだった……!!
というわけで、今週のハヤテです。
久しぶりに登場したヒロイン格の一人、マリアさんは鍋を煮込みながら欠伸を噛み殺していた。
(ハヤテ君たちが学校に行っている間は、からかう相手がいないのでヒマですわね〜……)
からかう相手いないから暇とかSだな。
マリアさんが黒いとか何とか言われるのってこういう一面からな気がする。
最近はあまり黒いと言われなくなったけど、それは単に出番が減っ――いや、なんでもないです。
カラオケにでも行こうかと思案するマリアさんだが、その時、ルカがアパートを訪問。
ルカはハヤテが生活している場所を知っているのだから、何かあれば足を運んで当然だろう。
これが会ったばかりのキャラクターなら居場所を知らずに、次の遭遇を完全に運任せにしてしまう形を取れるのだが。
ルカの、ハヤテさんに用があって……という言い回しから
(またいつもの女性トラブルだな……)
と勘付いたマリアさんだったが、流石にルカが
もしかしたらハヤテさんは男の子か、男装が趣味の女の子じゃないか?
などと言い出すとは思っても見なかった模様。
しっかし、男装って、そんなに意を決してわざわざアパートまで来なければならないもんなんだろうか?
女装癖は一般的に倒錯嗜好として扱われている気がするが、男装はそこまでじゃないような……。
わざわざ足を運んで確かめに来たルカに対し、マリアさんは上手にごまかす方を選択。
ついでに、いい事考えたといわんばかりの表情でルカに白皇学院の制服と通行証を貸与し、直接確認すればいいとアドバイスするマリアさん。
一方、諸事情で学校に行けなくなったルカが白皇まで来て高校生を実感しているなどとは露ほどにも知らないハヤテ。
ヒナギクさんに言われ時計塔の仮眠室を借りる途中で大浴場を発見して利用しようと思い立つ。
外でちょっと仮眠するだけなのにわざわざ風呂に入ろうとするから、ややこしい事が起きるんですよ、ハヤテ君!!
まあ副管理人からすれば、マリアさんの妙案はだいたい事態をややこしくする方向に作用するイメージしかないんだが……
風呂場で遭遇というベタなイベントが起きるのかどうか。
そしてハヤテが男である事はどのタイミングで発覚するのか。
このあたりに注目しつつ来週の展開に期待しよう