ハヤテのごとく! 第281話 「僕の誕生日は10月19日です。てんびん座です」


5月15日。
誕生日を迎えた西沢さんは17歳に。




お母さんからのプレゼントは5千円分の図書カード。





誕生日。それは一年に一度、なんとなく無条件で主役になれる日。





だが、西沢さんは自分の誕生日を誰か覚えているのかという懸念を抱く。






西沢さんのクラスメートである宗谷君(ああ、いたね、こんな人)からは5月15日を



「5がいっぱいだな!!」



とアホな返しをされる西沢さん。





 私みたいな目立つ要素のない女の子の誕生日、覚えている方が珍しい。
だからきっと……ハヤテ君も覚えてはいないだろう……。
となればここは、積極的にアピールするしかない!!







そんな決意を燃やす西沢さんだが、ハヤテはしっかり西沢さんの誕生日を覚えていて、プレゼント用のクッキーを作っていた。


ナギもナギで何かしてやりたいと考えて、千桜さんの発案を採用しサプライズパーティーを企画。








しかし、間の悪いことに打ち合わせ中に西沢さんが会場に到着してしまう。





企画がいきなり頓挫しかけた事に焦るハヤテ達に対し、西沢さんは



(これはチャンスだ!!)




と戦意を燃やし、





「きょ、今日5月15日は、なんの日か知っているかな!?」




と誕生日を猛烈にプッシュし始める。






ヒナギクさんとハヤテが雑学で何とか回避し、その場は何とかなったが、西沢さんは心の中で



(ま、負けない……!! せめてハヤテ君には誕生日を思い出してもらおう……!!)




とさらに戦意を燃やし、次週へ続く。







しばらくは西沢さんの誕生日編。



ヒナギクさんは以前、誕生日イベントがあったし、西沢さんは今回が誕生日イベント。
こういうこまめなイベントがあるなら、まだハヤテ争奪戦に参加できていると見ていいんじゃないだろうか?





……あれ? ナギの誕生日イベントってあったっけ?


と思って(ウィキペディアで)調べてみたらナギの誕生日は12月3日でまだまだ先。

20巻以上、続いてもまだ作中の時間軸では半年すら経過していないこの作品で本編開始から約1年後となると、あと何年連載することになるか分からないので、エンディングまでナギの誕生日イベントは来ない気がしてならない。







ま、いっか。
ナギだし(おい)